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2016年11月8日のブックマーク (39件)

  • 中東の窓 : モースル奪還作戦

    モースル奪還作戦 2016年11月07日 11:29 イラクIS モースル作戦について若干の落穂ひろいを・・・・ ・モースル市内ではイラク軍特殊部隊がISの抵抗を排除しつつ進んでいるが、住民が多数いること、ISが激しい抵抗をしていることで、その犠牲も増え,前進は極めて遅くなっている。 ISは特に爆装車を使用しているが、中には救急車を爆発させる例もある。 ペッシュメルガの治安担当は、この後抵抗はますます激しくなり、ISが欺瞞作戦や地域全体を爆破することもあると語った ・またペッシュメルガによれば、ISはドローンを使って偵察しており、更に塩素ガスやマスタードガスを砲弾に詰めて発射している可能性がある由(ただし、これまでのところ毒ガスによる死傷者の報告はない模様) ・これまでにモースルの住民3万人が、逃走に成功した。 https://www.alarabiya.net/ar/arab-and-w

  • 中東の窓 : シルトの戦い(リビア)

    シルトの戦い(リビア) 2016年11月08日 15:00 リビアIS 最近リビアの情勢は複雑すぎてあまりフォローしていませんが、8月だったかに始まったIS拠点のシルトに対する政府軍等の攻撃は未だに続いている模様です。 al qods al arbi net は、米国防総省が7日、リビア政府から要請があれば、米軍としては更にシルトを空爆する用意があると表明したと報じています。 それによると、米軍は8月以来シルトのIS拠点に対して350回の空爆を行ったが、10月末からは一度も空爆は行っていない由。 8月以来の戦闘で、ISの支配する地域は海岸に近いごく狭い地域に限られている由 http://www.alquds.co.uk/?p=626156 シルトの奪還が近いという話は何度となく聞かされてきたが、米国が必要があれば更なる空爆の用意があるというのは、まだまだ完全制圧には時間がかかりそうなことを

  • 中東の窓 : エジプトの通貨フロートのその後

    エジプトの通貨フロートのその後 2016年11月07日 11:59 エジプト エジプトは通貨エジプトポンドをフロート(いわゆるダーティ・フロートでなければ、外貨との取引は全面自由化されたはず)しましたが、週末後の対ドル取引レートは1ドル16ポンド前後で推移している模様です。 ほとんどの銀行で、ドル買いは15・5〜16・5、ドル売りは15・75〜16・5の由) 但し、未だ銀行では様子見見もあるのか、輸入物資取引の決済をなかなかしてくれないところもある由 他方財務省は、スエズ運河に対する投資の利息を12%から15・5%に上げた由。 (このような投資に対する利息の引き上げは、おそらくほかの外国からの投資案件にも拡大する可能性があるのではないでしょうか?エジプトに対する投資の魅力を増すためか、投資の危険を高い利子でカバーするためか?経済専門家でないので、良く解りません) ・シーシ大統領は6日、(通

  • ヨルダンの基地で米軍要員3人死亡 銃撃受け

    ワシントン(CNN) 中東ヨルダン南部にある空軍基地で4日、訓練任務に当たっていた米軍要員3人が銃撃を受け、1人がその場で死亡、残る2人も搬送先の病院で死亡した。米当局者がCNNに明かした。 同当局者によれば、米政府とヨルダン政府が協力して事態の解明に当たっている。 ヨルダン政府によると、事件は同国南部ジャフルにあるプリンス・ファイサル空軍基地で発生した。米軍当局者によると、米軍要員らが訓練施設の入り口に近づいたところ、銃撃を受けたという。1人はその場で死亡。負傷した2人は首都アンマンの病院に搬送されたものの、後に死亡した。 在アンマンの米国大使館は、事件に関連した複数の報告を受けているとの声明を出した。ヨルダン当局と連絡を取っているという。新たな情報が入手できれば適切な時期にこれを報告するとしている。 米国は昨年、中東で続く過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」との戦いの一

    ヨルダンの基地で米軍要員3人死亡 銃撃受け
  • NO4313『東地中海海底ガスの可能性』

    El_Fire
    El_Fire 2016/11/08
  • 中東の窓 : リビア情勢

    リビア情勢 2016年10月24日 20:55 リビアIS リビアについては、情勢は混とんとしているとしか言えない感じですが、取りあえずアラビア語メディアの報道を取りまとめたところ、次の通り ・一時はリビアで最大の課題とされたISの掃討作戦は、記憶に誤りがなければ5月に始まったシルト攻撃は未だ延々と続いている模様です(アラビア語メディアでは「鬼ごっこ」という表現を使っている)。 ISはシルトの一角に閉じ込め、最後の拠点を攻撃しているが、城砦化されているので、攻撃ははかどっていないが、もうすぐ完全掃討できるだろう由 (しかし、この言葉を何度聞いたことか!!ここまでリビア情勢が複雑化して、リビア軍そのものがIS攻撃よりも、自己の勢力圏の拡大に狂奔していたㇼ、未だに救国政府の樹立などという話の方が大きな問題となっていることを見ると、リビアの問題はISではなく、リビアそのものではないか、という気に

  • トルコ軍とクルド人部隊、イラク・モスル近くでIS攻撃 - BBCニュース

    トルコ軍とクルド人自治政府の治安部隊ペシュメルガは23日、イラク北部で過激派組織「イスラム国」(IS)が支配する要衝モスル奪還に向けた戦闘で、モスル近くにある町バシカを攻撃した。

    トルコ軍とクルド人部隊、イラク・モスル近くでIS攻撃 - BBCニュース
  • 【写真特集】セネガルに巣くう学校という名の奴隷制

    セネガルの首都ダカールにある宗教学校「ダーラ」でコーランを読む少年。彼らタリベと呼ばれる生徒たちは常に虐待の恐怖に怯えている <西アフリカのセネガルにあるイスラム教のコーラン学校「ダーラ」では、教育は行われておらず、多くの少年が奴隷同然の扱いで毎日物乞いを強制されている> 西アフリカのセネガルでは、あらゆる町にイスラム教のコーラン学校「ダーラ」がある。そこではタリベと呼ばれる多くの少年が、学校とは名ばかりの奴隷制に捕らわれて暮らしている。 タリベたちの日課は通りに出て、長いときは1日8時間も物乞いをすること。平均日給が4ドルのこの国で、彼らは日に数ドルは稼ぐよう強制される。ダーラに戻れば宗教指導者「マラブー」が金を取り上げる。稼ぎが少ない者は殴られることになる。 この学校で、ほとんど行われないことの1つが教育だ。礼拝や物乞いの間に空き時間があれば、コーランを暗唱させられる。間違えればまた殴

    【写真特集】セネガルに巣くう学校という名の奴隷制
    El_Fire
    El_Fire 2016/11/08
  • 中東の窓 : モースル解放作戦

    モースル解放作戦 2016年10月24日 17:07 イラクIS モースル作戦の落穂ひろいを続けます ・ISがモースル作戦に対する陽動作戦?(要するにdiversionary operations )でキルクークを攻撃したことは先に報告しましたが、さらに彼らは西部のアンバール県で、ヨルダンとの国境に近いrutba を攻撃しました ・キルクークについては、ペッシュメルガとイラク政府軍が町を制圧し、非常事態も解除された模様です。 またキルクークではペッシュメルガ等が、ISの作戦担当も含む8名を捕虜にした由 ・他方rutba については、ISは町の中心にある警察署を占拠し、警察、地元民兵。国境警備隊等と交戦していますが、ISはこれらのイラク側の数十名をイラク軍と協力したとして処刑した由 アンバール県知事はイラク政府に対して、増援部隊の派遣を要請している由 ・他方トルコ兵が駐留しているba'ash

  • ベネズエラは100%独裁政権になりました

    10月20日の夜、ベネズエラの選挙管理委員会は大統領罷免の手続きを中止することを決定しました。 ここ数ヶ月は特に大統領罷免を求める国民投票実施の手続きを中心に与野党の攻防が続いていました。 ベネズエラの憲法では明確に国民が大統領の罷免を求める権利を認めています。 さらに、野党派内からは「罷免選挙を実施ないことは(大統領罷免を定める憲法を制定した)チャベスの遺産に反する」という意見も出ていました。 この緊張状態が、20日(木)の夜に突然、何の前触れもなく、終わりました。 というわけで、この日を境にベネズエラのチャベス派政権は正式に独裁政権となりました。 "この17年間、政治学者はウゴ・チャベスがベネズエラで作り出した中間的なシステムを表現する方法を考えあぐねていた。通常の意味で言えば民主主義とは言いがたく、かといって通常の独裁政治でもない。 政府は憲法の規定に厳密に従ってはいなかったが、大き

    ベネズエラは100%独裁政権になりました
  • 中東の窓 : イラク情勢(キルクークに対するISの攻撃)

    イラク情勢(キルクークに対するISの攻撃) 2016年10月21日 16:04 イラクIS アラビア語メディアはいずれも、20夜から21日にかけて、イラクの北部の町キルクークでISが攻撃を仕掛けたと報じています。 なにしろ日のことですから、報道は若干錯綜して、かなりの差異がありますが、おそらくISとしてはモースル解放作戦に対して、イラク軍等の勢力をほかの地域に差し向けさせ、モースル作戦の遅延(または失敗)を狙ったdiversion 作戦だろうと思われ、他の地域でもISが同様の作戦を試みる可能性もあるにつき、未だ詳細は不明の段階ですが、取りあえず下記の通り。 ・いつも見てるメディアの中で、最も深刻な印象を与える報道はal jazeera net のそれで、同ネットはISがキルクークの中心部で、政府庁舎等を攻撃し、中心近くでイラク軍と交戦しており、市の南部の若干の地域を占拠したと報じています

  • 中東の窓 : ムルシー前大統領の禁固20年刑の確定

    ムルシー前大統領の禁固20年刑の確定 2016年10月23日 11:57 エジプトイスラム エジプトのムルシー前大統領は確か種々の容疑で裁判にかけられていたかと思いますが、22日イッテイハーディーヤ事件(確かイッティハーディーヤ大統領宮殿の前で、当時の大統領支持派と反対派が衝突した事件)について、エジプトの司法制度はややこしくて正確には知りませんが、破毀院とかいう最上級裁判所が20年の禁固刑を言い渡しました。 弁護士によると、この判決は最終的なもので、これ以上の上訴もできず、また刑の変更もない由。ムルシーにとって唯一の救いの道は、大統領による恩赦だけだが、シーシがするはずはないとみられる由。 また彼が大統領時代に、自分に与えた種々の経済利益(77万EP・・意外と少ないですね!)とエジプトの最高勲章ははく奪される由。 なお、エジプトのTV局で、このニュースを報じたときに、ムルシーを「大統領閣

  • クルド人部隊がイラク・モスルに進攻 爆発の映像 - BBCニュース

    イラクの主要都市モスルを過激派勢力のいわゆる「イスラム国」(IS)から奪還しようと、イラク軍やクルド人自治政府の治安部隊ペシュメルガが進攻作戦を続けている。ペシュメルガが奪還しようとしているバシカ町の近くでは、爆発の様子が撮影された。

    クルド人部隊がイラク・モスルに進攻 爆発の映像 - BBCニュース
  • 米オクラホマ州で強い地震 住民避難、学校は休校に

    (CNN) 米オクラホマ州で6日夜に強い地震があり、震源地付近の建物に被害が出て付近の住民が避難している。7日は一部の学校が休校となった。 オクラホマ地質調査所などによると、同州タルサから約80キロ南西のカッシング付近でマグニチュード(M)5.0の揺れを観測した。これまでのところ、負傷者は報告されていない。 同州非常事態対策局によると、震源に近いカッシングでは救急隊が高齢者施設の入居者を近くの体育館に避難させた。一部地域では約2時間にわたって停電が発生した。 フォーリン州知事によると、カッシングにある石油貯蔵施設ではこれまでのところ、地震による問題が起きた形跡はないという。パイプラインの運営にも支障は報告されておらず、橋などのインフラの点検でも損傷は見つかっていない。 カッシングの公立学校は7日を休校として、校舎などに被害が出ていないかどうか調査する。 オクラホマ州では2カ月前にもM5.6

    米オクラホマ州で強い地震 住民避難、学校は休校に
  • なぜ中国は香港独立派「宣誓無効」議員の誘いに乗ったか

    <若き「青年新政」議員2名の就任宣誓"パフォーマンス"から、デモ隊vs.警官隊の衝突へと発展。彼らはなぜ議員資格を失うようなことを「わざと」やったのか。また、中国政府はなぜ拙劣な対応を取ったのか> (写真は11月6日、騒動の発端となり、抗議デモに参加した梁頌恒〔左〕と游蕙禎〔右〕) 香港でデモ隊と警官隊が衝突する事件が起きた。主催者によると参加者は1万人を突破、一部は中国政府の出先機関である中央政府駐香港連絡弁公室前の道路を占拠しようとする動きを見せた。雨傘運動よ、もう一度というわけだ。6日に始まった抗議活動は8日現在も継続中で、小規模な衝突も起きている。 衝突の発端となったのは悪ふざけのようなパフォーマンスだ。今年9月の立法会(香港議会)選挙では独立派政党の青年新政から梁頌恒、游蕙禎の2人が当選した。10月12日、議員就任宣誓式が行われたが、2人は「Hongkong is not Chi

    なぜ中国は香港独立派「宣誓無効」議員の誘いに乗ったか
  • コーランを侮辱、JKT州知事への抗議に5万人 インドネシアニュース

  • アマゾンの孤立先住民、部族同士の衝突で死傷者 ペルー

    先住民の権利保障を訴える国際組織「サバイバル・インターナショナル」が公開した、ペルー南部の密林に暮らす先住民マシコ・ピロの人々(2012年1月31日提供、資料写真)。(c)AFP/www.uncontactedtribes.org/Diego Cortijo 【11月7日 AFP】南米アマゾン(Amazon)の熱帯雨林で外界から孤立して暮らす先住民の部族が、他の部族との衝突で1人を殺害、2人を負傷させた。ペルー当局が6日、発表した。 ペルー文化省によると、地球上に残された数少ない孤立した先住民の一つとされるマシコ・ピロ(Mashco-Piro)は、自分たちが暮らす先住民保護区に入り込んだ別の先住民ナフア(Nahua)の20人ほどのグループを襲ったとみられている。 報告によると、ナフアはペルー南東部のクガパコリ保護区(Kugapakori Territorial Reserve)で、マシコ・

    アマゾンの孤立先住民、部族同士の衝突で死傷者 ペルー
    El_Fire
    El_Fire 2016/11/08
  • トルコ、クルド人地域最大都市の市長2人を勾留 抗議デモ続く

    トルコ南東部の最大都市ディヤルバクルの市庁舎前で共同市長2人の釈放を求めて抗議する人々と、演説するクルド系主要政党、国民民主主義党のセラハッティン・デミルタシュ氏(左、2016年10月29日撮影)。(c)AFP/ILYAS AKENGIN 【10月31日 AFP】トルコの裁判所は30日、クルド人が多数を占める南東部の最大都市、ディヤルバクル(Diyarbakir)市の共同市長2人について、非合法武装組織「クルド労働者党(PKK)」の「テロリスト」活動と関係しているとして勾留を命じた。 2人は、2014年に共に選出されたギュルタン・クシャナク(Gultan Kisanak)、フィラト・アンル(Firat Anli)両共同市長。ディヤルバクル市の裁判所が出した声明は両氏について、「武装テロ組織」に所属し後方支援を提供した疑いがあるとしている。 2人は25日夜から警察に留置されており、南東部では

    トルコ、クルド人地域最大都市の市長2人を勾留 抗議デモ続く
  • 「死者の日」がい骨姿でパレード、メキシコや米ラテン系住民

    【10月31日 AFP】メキシコや中南米、米国のラテン系コミュニティー各地で先週末、「死者の日(Dia de los Muertos、Day of the Dead)」の祭りが行われた。メキシコ東部ユカタン(Yucatan)州の州都メリダ(Merida)や米カリフォルニア(California)州のハリウッド(Hollywood)では「死者の日」の仮装パレ―ドが行われ、がい骨のメークなどをした大勢の人々が参加した。(c)AFP

    「死者の日」がい骨姿でパレード、メキシコや米ラテン系住民
  • タイ南部の飲食店前で爆発、1人死亡18人負傷

    タイ南部パタニ県の病院で、爆弾の爆発で負傷した身内を案じる親族(2016年10月24日撮影)。(c)AFP/TUWAEDANIYA MERINGING 【10月25日 AFP】タイ南部パタニ(Pattani)にある飲店付近で24日、爆弾が爆発し、1人が死亡、18人が負傷した。うち数人は重体だという。警察と目撃者が明らかにした。 翌25日は2004年に地元のイスラム教徒ら80人以上がタイ治安当局の手によって死亡する事件が発生した日付に重なる。現在広がっている反政府運動のきっかけとなったのもその事件だった。 現場はマレー語を使用するイスラム教徒が多い同国南部に位置するパタニ中心部。同日午後7時(日時間同9時)ごろ爆弾が爆発し、すぐそばの麺専門店が大きな被害を受けた。 地元の警察官はAFPの取材に「タイ人の仏教徒の女性1人が死亡し、18人が負傷した」と明らかにした。 現場入りしたAFPカメラ

    タイ南部の飲食店前で爆発、1人死亡18人負傷
  • パキスタンで警察学校襲撃、60人死亡 イスラム過激派の犯行か

    武装勢力の襲撃に遭ったパキスタン・クエッタの警察学校で、入り口を抜けて構内に入る兵士ら(2016年10月25日撮影)。(c)AFP/BANARAS KHAN 【10月25日 AFP】(更新、写真追加)パキスタン南西部バルチスタン(Balochistan)州の州都クエッタ(Quetta)郊外で24日夜、武装勢力が警察学校を襲撃し、州の発表によると少なくとも60人が死亡、118人が負傷した。当局はイスラム過激派組織「ラシュカレ・ジャングビ(Lashkar-e-Jhangvi)」の一派の犯行との見方を示している。 現場はクエッタから東に20キロほど離れた場所にある警察学校。訓練生約700人が生活する寄宿舎が狙われた。24日午後11時10分(日時間25日午前3時10分)ごろ襲撃が始まり、数時間にわたって銃声が鳴り響いた。 治安部隊が鎮圧作戦を実施し、25日未明までに事態を収束させた。バルチスタン

    パキスタンで警察学校襲撃、60人死亡 イスラム過激派の犯行か
  • イスラム教の由緒ある霊廟、女人禁制を解除 インド・ムンバイ

    インド・ムンバイのハジアリ廟(びょう)を訪れた人々(2015年12月9日撮影、資料写真)。(c)AFP/PUNIT PARANJPE 【10月25日 AFP】インド西部ムンバイ(Mumbai)の由緒あるイスラム教の霊廟(れいびょう)「ハジアリ廟(Haji Ali Dargah)」の運営団体は24日、内部にある聖域への女性の立ち入り禁止措置を解除することを明らかにした。宗教色の濃いインドでは、この禁止措置をめぐり、激しい法廷闘争が続いていた。 ムンバイの海岸沿いに位置する霊廟の運営団体は、2011年から女性の立ち入りを禁止してきた。イスラムの教えでは、聖者の墓のそばに女性が近づくことは「由々しき罪」だという理由からだった。 この措置をめぐっては今年8月、下級審で憲法が保障する平等権に違反するという判断が下され、運営団体の役員らが最高裁判所に上訴していた。 だが、この団体は24日、禁止措置を解

    イスラム教の由緒ある霊廟、女人禁制を解除 インド・ムンバイ
  • 中国陝西省の住宅地で大爆発、160人超死傷 爆発物を違法保管

    中国・陝西省府谷県で起きた爆発で破壊された家屋の残骸(2016年10月24日撮影)。(c)Imaginechina/Yang Huyuan 【10月26日 AFP】中国内陸部・陝西(Shaanxi)省府谷(Fugu)県の住宅地で大規模な爆発が起き、25日までに死者は14人、負傷者も147人に達した。これまでに3人が身柄を拘束され、違法に爆発物を保管していたことを認めた。中国の国営メディアが報じた。 爆発があったのは24日。新華社(Xinhua)通信によると、プレハブの建物5棟が大破したほか、58棟が崩壊または損壊した。 中国中央テレビ(CCTV)は25日、初動捜査の結果、爆発は違法に保管されていた爆発物によって引き起こされたことが判明したと報道。容疑者3人が身柄を拘束されたと伝えた。3人は取り調べに対し、違法に爆発物を製造し保管していたことを認めたという。 中国共産党は24日から北京(Be

    中国陝西省の住宅地で大爆発、160人超死傷 爆発物を違法保管
  • ドイツで「ナチスの言葉」復活、物議醸す

    ドイツ東部ドレスデンで行われたデモのプラカードに書かれた「luegenpresse(虚言メディア)」の文字(2016年9月26日撮影、資料写真)。(c)AFP/dpa/ Arno Burgi 【10月28日 AFP】ドイツで今、長らく使われていなかったナチス(Nazi)時代の単語や言い回しが、移民の流入に反発する極右の政治家らによって再び使用されるようになり、1930年代を想起させるとして物議を醸している。 ドイツの30年代といえば、誕生したばかりだった民主主義のワイマール共和国が、アドルフ・ヒトラー(Adolf Hitler)の独裁によって消滅した時代だ。一部の歴史家は、これまでタブー視されていた言葉の「復活」について、共和制の最後の混乱期に用いられていたレトリックとの類似点を指摘している。 イスラム嫌悪を隠さない右派ポピュリスト団体「西洋のイスラム化に反対する愛国的欧州人(PEGIDA

    ドイツで「ナチスの言葉」復活、物議醸す
  • 仏の「ジャングル」撤去初日、2000人超える移民が退去

    仏北部カレーで、国内各地の避難所に向かうバスに乗るグループ分けが行われる場所の前に並ぶ移民ら(2016年10月24日撮影)。(c)AFP/PHILIPPE HUGUEN 【10月25日 AFP】フランス北部の港町カレー(Calais)で、当局が撤去作業を開始した巨大な移民キャンプ通称「ジャングル(Jungle)」から、初日の24日だけで2000人を超える移民らがバスで同地を後にした。 ジャングルにはこれまで、アフガニスタンやスーダン、エリトリア出身者らを中心に、英国への入国を目指す移民数千人が生活し、欧州難民危機の象徴となってきた。ある移民の一行は、荷物を担いで泥まみれの道を進みながら、「バイバイ、ジャングル!」と叫んだ。 ベルナール・カズヌーブ(Bernard Cazeneuve)内相によると、撤去作業初日の同日に「避難所へ移送された」移民数は、合わせて2318人に上ったという。 うち1

    仏の「ジャングル」撤去初日、2000人超える移民が退去
  • 仏カレーの移民キャンプ「ジャングル」閉鎖へ、立ち退き開始

    仏北部カレーにある移民キャンプ、通称「ジャングル」で、立ち退きに当たり仏各地への移送バスを待つ移民たち(2016年10月24日撮影)(c)AFP/PHILIPPE HUGUEN 【10月24日 AFP】(更新)フランス北部の港町カレー(Calais)で24日、英国を目指す移民たち数千人が暮らす大規模なキャンプ、通称「ジャングル(Jungle)」の撤去を控え、移民たちがスーツケースや荷物を持って立ち退きを開始した。 欧州の移民危機における対応の失敗例として知られるようになった「ジャングル」には現在、6000人~8000人が滞在しているとみられる。立ち退き作業は3日間かけて行われる予定で、乱立する掘っ立て小屋やテントも全て撤去される。 立ち退かされる移民たちは、バスでフランス各地の臨時避難施設に移送され、そこで難民申請を行うことになる。現地には警官1200人以上が配備され、不測の事態に備える。

    仏カレーの移民キャンプ「ジャングル」閉鎖へ、立ち退き開始
  • マドゥロ大統領は「ベネズエラ出身」、国籍論争で最高裁が判断

    10月28日、ベネズエラの最高裁判所はマドゥロ大統領が同国出身であるとの判断を下し、長年の二重国籍疑惑に決着がついた(2016年 ロイター/MARCO BELLO) [カラカス 28日 ロイター] - ベネズエラの最高裁判所は28日、マドゥロ大統領が同国出身であるとの判断を下した。隣国コロンビア生まれで二重国籍なのではないかという長年の疑惑に決着がついたことになる。

    マドゥロ大統領は「ベネズエラ出身」、国籍論争で最高裁が判断
  • モルドバ大統領選、親ロ派候補が過半数獲得できず 決選投票へ

    10月31日、30日に行われた、旧ソ連圏のモルドバ大統領選。31日朝の暫定的な結果によると、親ロシア派の候補者である社会党のイーゴリ・ドドン党首(写真)は過半数にわずかに届かず、決選投票が行われることとなった(2016年 ロイター/Gleb Garanich) [キシニョフ 31日 ロイター] - 旧ソ連圏のモルドバで30日、大統領選が行われた。31日朝の暫定的な結果によると、親ロシア派の候補者である社会党のイーゴリ・ドドン党首は過半数にわずかに届かず、決選投票が行われることとなった。

    モルドバ大統領選、親ロ派候補が過半数獲得できず 決選投票へ
  • メキシコ、「死者の日」控え骸骨メイクで行進

    10月24日、死者の魂が戻って来るとされる行事「死者の日」を11月1─2日に控え、メキシコシティでは23日、骸骨を模したメークを顔に施した人々が行進に参加した(2016年 ロイター/Edgard Garrido) [24日 メキシコシティ ロイター] - メキシコでは、死者の魂が戻って来るとされる行事「死者の日」を11月1─2日に控え、様々な飾りつけや準備の催しが始まっている。

    メキシコ、「死者の日」控え骸骨メイクで行進
  • アングル:フィリピン「麻薬戦争」に戦略転換、殺害より逮捕へ

    10月24日、関係筋によると、大勢の犠牲者を出しているフィリピンの「麻薬戦争」において、同国の警察は、容疑者の殺害を減らし、麻薬取引に関係する名の知れた容疑者逮捕により多くのリソースを投入する方針だ。写真は殺害現場でタグを持つ捜査官。マニラで撮影(2016年 ロイター/Damir Sagolj) [マニラ 24日 ロイター] - 大勢の犠牲者を出しているフィリピンの「麻薬戦争」において、同国の警察は、容疑者の殺害を減らし、麻薬取引に関係する名の知れた容疑者逮捕により多くのリソースを投入する方針だ。この件に詳しい関係筋2人が明らかにした。 このことは、ドゥテルテ大統領が推進する麻薬撲滅運動の戦略転換を示す。同関係筋によると、麻薬取引に関与した疑いのある政治家、軍関係者、警察官、官僚、有名人の逮捕に、より重点が置かれることになるという。

    アングル:フィリピン「麻薬戦争」に戦略転換、殺害より逮捕へ
  • NO4312 『狂気としか思えないエルドアン大統領の発言』

  • 中東の窓 : エジプトの石油問題

    エジプトの石油問題 2016年11月07日 20:53 エジプトサウジアラビア エジプトの対するサウディの石油供給が停止しているらしいことは先に報告しましたが(それと合わせて、サウディからの原油の穴埋めをロシア、イラン、ベネズエラの3国がするというニュースがあるが、いずれも経済困難を抱えている国で、エジプトの宣伝かという話も報告したかと思います)、エジプトの石油大臣は7日アブダビ(石油関係の会議に出席)で、アラムコから「通告があるまでは石油の供給を止める」との通告があったことを確認した由。 また6日には石油省報道官が、大臣は(アブダビ経由で)イランに赴き、イランからの石油の供給に関する合意に署名すると語っていたことを否定し、自分はアブダビの会議に出席のために来たのであって、イランに行くことはないと語った由。 https://www.alarabiya.net/ar/aswaq/oil-an

  • イギリスがおかしい。

    「人民(国民)の敵」――デイリー・メイルの一面にそんな文言がどかーんと出ている。 誰かの発言の引用ではない。ジョークを意図したものでもない。 そして、その文言を添えられて顔写真を「さらされて」いるのは、スパイだとか政府の金を横領した人物だとかではなく、「仕事中」の服装をした判事である。 最初にこの画像を見たときは、「デイリー・メイルのこういう一面はまだですか」という主旨の風刺作品だろうと思った。しかし、ほんの10秒ほどで、風刺作品ではなく物だということが確認できた。BBCで毎日「今日の新聞一面」を淡々とフィードする記者のアカウント(「事件記者」めいた「電話で真顔」のアバターの由来は、おそらく電話中の首相の真顔である)が、これを淡々とフィードしているのが確認できたからだ。 「法の統治」という大原則を、デイリー・メイルのような歴史ある報道機関が知らないはずはない。しかしそれでも、高等法院の判

    イギリスがおかしい。
  • [翻訳] アメリカに警告する:トランプを無かった事にできるとは考えない方がいい - グローバル引きこもり的ブログ

    Note to America: Don’t Be So Sure You’ve Put Trump Behind You | The Nation イギリス人なのだが聞いてほしい、真に問題に取り組まない限り右翼的なポピュリズムは繁栄する Gary Younge 私は一年を英国で過ごした後、インディアナにある小さな街で大統領選を取材するためにアメリカに戻ってきた。英国のEU離脱が心の中にあった。 6月の24日、目が覚めたら違う国にいるように多くの人々は感じていた。英国は僅差で、EUを離脱する事になったのである。私は恐怖・孤独・外国人嫌いの政治が破壊的で持続的なダメージを国家に与えたのだと感じた。この晩の経験から学ぶべき事は多く、実際私たちはようやくそれらを学び始めた所である。学び始めた所ではあるが、ここでアメリカでの選挙に関連して次の3点を指摘したい。 まず、世論調査を見て投票行動を変えて

    [翻訳] アメリカに警告する:トランプを無かった事にできるとは考えない方がいい - グローバル引きこもり的ブログ
  • 香港の独立派議員は資格無効 中国・全人代が法解釈示す - BBCニュース

    中国の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の常務委員会は7日、香港で9月に実施された立法会選挙で当選した「土派」と呼ばれる香港独立志向の強い議員2人について、規定に沿った就任宣誓を行わなかったため資格を失った、との法解釈を示した。

    香港の独立派議員は資格無効 中国・全人代が法解釈示す - BBCニュース
  • 香港独立派議員の宣誓問題、中国が介入 資格剥奪へ

    11月7日、中国国営の新華社通信によると、中国の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会は、香港立法会(議会)の独立派議員2人の就任宣誓問題で、宣誓について定めた香港基法104条の解釈を採択した。写真は香港で10月撮影(2016年 ロイター/Bobby Yip) [北京 7日 ロイター] - 中国国営の新華社通信によると、中国の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会は7日、香港立法会(議会)の独立派議員2人の就任宣誓問題で、宣誓について定めた香港基法104条の解釈を採択した。

    香港独立派議員の宣誓問題、中国が介入 資格剥奪へ
  • ISIS「人間の盾」より恐ろしい?イラク軍によるモスル住民への報復

    <イラクにおけるISISの最後の主要拠点モスルにイラク軍が攻撃をかけた。モスルに残るざっと100万人の住民は残ってISISの人質になるか、逃げて敵対するシーア派の兵士や民兵に拷問・処刑されるか、究極の選択を迫られている> イラク政府軍と民兵組織がテロ組織ISIS(自称イスラム国、別名ISIL)の支配から逃れた何千人もの民間人を拷問し、恣意的に拘束・処刑していると、国際人権団体アムネスティ・インターナショナルが18日に発表した報告書で告発した。 報告書は「ダーイシュ(ISISのアラビア語の略称)が犯した罪のために処罰される人々」というタイトルで、モスル奪還作戦の開始直前に発表された。イラク北部のモスルは14年6月からISISの支配下にある。戦闘が始まれば、市内や周辺の村々から多数の住民が脱出する可能性があるが、彼らは政府軍や民兵の残虐な制裁を受けかねないと、報告書は警告している。 報告書はこ

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  • イラクのクルド人部隊、モスルに「大攻勢」 - BBCニュース

    イラク北部の主要都市モスルから過激派勢力のいわゆる「イスラム国」(IS)を掃討する作戦に参加しているクルド人部隊は、モスルの東と北から大攻勢を開始したと明らかにした。この間、イラク軍は南からモスルに向かっている。 クルド人自治政府の治安部隊ペシュメルガは、自分たちは3つの前線で戦っていると明らかにし、「ISIL(ISの別称)の行動をさらに制限するため、近隣の村からISを掃討し戦略的な地域を掌握することが目的」だと説明した。

    イラクのクルド人部隊、モスルに「大攻勢」 - BBCニュース
  • イヌイットに学ぶ、雪の家「イグルー」の作り方

    5月のある日、午前1時ごろ。珍しく雷雲が通過中のハドソン湾で、打ち捨てられた漁船の上で遊ぶ少年たち。カナダのヌナブト準州アルビアトで撮影。(PHOTOGRAPH BY DYLAN G. CLARK) 気温マイナス48℃の極寒の世界で、先住民イヌイットの家「イグルー」を作るには6時間かかる。ディラン・クラーク氏は「手を1秒間外気にさらしたら、手袋の中で10分間温める」というルールを厳守している。カナダ北極圏最北端の寒さは、「言葉ではとても言い表せません」と彼は言う。 2016年の春、クラーク氏はヌナブト準州の原野へイヌイットの若者たちを連れ出し、地元の腕利きの猟師や物知りの長老たちからサバイバル術を教わった。この土地で暮らしていれば、人里離れた荒野の中で機械が故障したり、突然の嵐に襲われて身動きが取れなくなったりする事態に、いつ遭遇しないとも限らない。一同は9日間かけて、野外での応急措置、銃

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