米ホワイトハウスで会合に臨むドナルド・トランプ大統領。(2017年2月25日撮影、資料写真)。(c)AFP/SAUL LOEB 【3月12日 AFP】米中部ウィスコンシン(Wisconsin)州の連邦地裁は10日、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領が新たに署名した入国禁止令について、既に難民資格を得ているシリア人男性の妻と子供が入国できない恐れがあるとして一部執行停止を命じた。新大統領に関しては複数の州が差し止め請求の動きに出ており、ウィスコンシン州は執行停止を命じた最初の州となった。 トランプ氏が6日に署名した新たな大統領令は、1月に施行されながら連邦裁判所に差し止められた入国禁止令に替わるもので、全ての難民の入国を120日間禁止、イスラム圏6か国出身者に対するビザ(査証)発給を90日間停止するという内容。16日に施行する。 先に施行された大統領令では、入国禁止の対象
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