「若者の政治離れ」が指摘されるなか、若者の投票率向上を目指して活動しているのが学生団体「ivote」だ。若者は、なぜ投票に行かないのか。どうしたら、行くようになるのか。代表の上中彩慧さん(20)に聞いた。 ――上中さんは議員インターンシップで実際の政治の現場を体験したことをきっかけにivoteで投票率向上に向けた取り組みを始めたそうですね。周りの大学生の選挙に対する意識を、どう見ますか。 上中 「投票に行かない」という人は多いですね。関心はあるという人はいますが、特に今回の選挙では「どこに入れていいか分からない」という声を多く聞きます。それ以外に「全く関心がない」という層もいます。二極化している印象です。 「1票を投じても何も変わらない」 ――「関心はあるが投票には行かない、行けない」という層は、何がハードルになっているのでしょう。 上中 やはり、「1票を投じても何も変わらない」、というこ
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