インテルは2008年3月3日、CPUの新ブランド「Atom」を発表した。Atomは、同社が「モバイルインターネットデバイス」(MID)と呼ぶ小型の携帯情報端末や、小型ノートPCに向けたCPUで「Silverthorne(シルバーソーン)」「Diamondville(ダイヤモンドビル)」という開発コード名で呼ばれていた。製造プロセスは最新の45nm。プラットフォーム向けのブランドは「Centrino Atom」(開発コード名はMenlow、メンロー)。Atomやグラフィックス機能を内蔵したチップセット、無線機能用のチップなどで構成される。 Atomシリーズの最大の特徴は、現行のCore 2シリーズからマイクロアーキテクチャー(CPUの内部設計)を一新し、消費電力を低く抑えた点。動作周波数は最大で1.8GHz。複数スレッドの同時実行にも対応する。同社がかつて手がけていた組み込み用途向けの低消費
三菱電機は3月3日、携帯電話事業から撤退すると発表した。今後は通信業界やセキュリティなどのB2B向け事業などに注力するとしている。 同社では現在NTTドコモ向けに販売している端末(D905i、D705iなど)を最後に、新規端末の開発、製造、販売を終了する。なお、これまでに販売した携帯電話端末のアフターサービスや電池パック「D06」の回収は継続する。撤退の理由について、携帯電話市場の成熟化やニーズの多様化に伴う販売台数の減少で業績改善が難しくなったからとしている。 同社は1983年に旧電電公社(現NTTグループ)へ自動車電話を納入したのを皮切りに、約25年間携帯電話事業を展開しており、2007年度は約210万台を出荷する見込みだった。 同事業部門には約600人が在籍している。今後は、NGN(次世代ネットワーク)や携帯電話基地局などの通信システム、セキュリティ、カーエレクトロニクス、FA(工場
UPDATE フロリダ州オーランド発--検索大手のGoogleは米国時間2月28日、「Google Health」と業界内の主要提携企業について発表した。Googleは、Google Healthが個人健康記録サービスとして、人々が自分の健康に関する情報すべてを1カ所で得ることができるようになることを目指す。 「なぜGoogleがここに参加したか」。Google最高経営責任者(CEO)のEric Schmidt氏は、同社としてこれまで参加したことがないというトレードショー「Health Information Management Systems Society(HIMSS)」での基調演説でこう語りかけた。「最も重要な検索とは何か?」 答えは健康だ。Schmidt氏は、米国人の約2人に1人が慢性の疾患にかかっていると述べた。一方でSchmidt氏は、同社に報告があった、Googleを使って
「著作権制度が想定していない状況に直面し、右往左往している」――東京大学の中山信弘教授が2月29日、「著作権リフォーム」をテーマにしたデジタルコンテンツ協会のシンポジウムで講演した。一般ユーザーが創作し、ネットで著作物を発表する現代に、プロを前提にした著作権制度が対応できなくなっていると指摘。著作物の流通を円滑化するための改革の必要性や、著作物を独占せず、広く共有しようという「コモンズ」の考え方などを紹介した。 中山教授は著作権法学界の第一人者で、政府の知的財産戦略本部の構成員や、文化庁傘下の文化審議会著作権分科会私的録音録画小委員会の座長、クリエイティブ・コモンズ・ジャパン理事長も務める。約20分の短時間に詰め込まれた濃い内容と問題提起に、参加者は聴き入った。 19世紀の前提が時代に合わない 「19世紀の状況を前提にして構築された著作権制度が、インターネットの発展でとてつもなく大きな問題
日本の映像産業は、テレビへの依存度、正確には地上波放送への依存度が高い。総務省の調査によれば、国内で制作される映像コンテンツのうち、時間にして約92%が放送によって消費されている。 ところがこのうち、DVDやネットなどで二次利用されるのは、わずか8%にしか過ぎない。多くの番組が、一次流通である放送で終わってしまっているわけである。ここまで二次利用が進まないのは、権利処理が複雑だから、という意見がある。 主にこの意見を主張しているのは、放送局だ。著作権は局が持っているにしても、出演者など実演家の権利、音楽使用料など、さまざまな処理が必要になる。処理とは言うが、要するに誰にいくら払うかという話である。 音楽使用料に関しては比較的話が早い。JASRACがネットでの二次利用の音楽使用料ガイドラインを提示しているからだ。何かの批判の多いJASRACだが、どんぶり勘定でもとりあえず金さえ払えば文句を言
評判がいいので見なきゃと思っていて、映画館でもDVDでも見そこなっていた映画。土曜日にはじめてTV放映されたので、ようやく見る気になった。 なかなか見る気になれなかったのは、弁護士の間で「リアルだ」と評判になっていたから。それで「これは楽しくない映画に違いない」と思っていたら、案の定楽しくない映画であった。 非常に出来のいい大変面白い映画であることは確か。でも、救いがないなあ・・・・・。 (いっそ伊丹十三監督のようにパロディ化して笑い飛ばしてくれた方が救われたかも。) この映画の評は、いろいろな方が書いておられるので、私などが今さらブログで書くまでもないのだが、ちょっとだけ感想を。 裁判官、検察官、弁護士、警察官が実にリアルだ。弁護士からは、ほとんど文句が出ない映画だろう。裁判官(二人目の方)、捜査担当の副検事、警察官、看守の描き方から、裁判官、検察官、警察官ら(特に裁判官)は文句を言いた
せっかくなんで、この話もしとこう。 というか、ひとつ前のエントリで、就職氷河期の話にのってしまったんで、この話もせずにはいられないんでね。 昨日のエントリを書いた後に、色々とフィードバックを頂いた。それで、考えていたんだけど、結局のところ、一つの結論には達した。 つまり、資本主義は、心の底から、みんなに嫌われている。これほど嫌われている主義思想はないという結論だ。 前回のエントリでは、資本主義の非人道性について書いた。その性質上、「誰かが負けないといけない」って話と、「群れで一番弱い犬には過酷な運命がつきものだ」って話だ。 確かに、そうなんだ。これは、資本主義がもたらす副作用の一つだ。だが、ちょっともう少し、マクロな視点で世界を眺めてみれば、別の見方が出来る。今日はまず、その話からしてみたい。 http://www.globalrichlist.com/ まずはこのサイトに行って、このサイ
長い間ブログを放り出してすみません。私事の高波に押し流されていました。その間に和魂洋才シリーズのメモをなくしてしまい、それに凹んで更に更新が遅れたのですが。現在暇を見つけて少しずつ再構成中なのでもう少しお待ちください(色々なことを書く予定なので、どういう順番に書いていくのかが結構問題なんです。一部の説明は他の理解を前提にしていたりしますので)。 そこで、正月に書き損ねた話題を改めて書いてみようと思います。どこで誰が書いていた話題だったかは忘れましたが、「努力したって成功するとは限らないのだから、努力したってしょうがない」または「努力すれば何とかなるとか言う妄言にだまされるな」とか、大意そんな感じの発言をその当時頻繁に見たような気がします。当時はしょうもないことを、と思って読み流したわけですが、色々考えると結構難しい問題をはらんでいそうなので、少し書いてみようと思います。 人生のリスクとコス
Ricoh GX100 / Shibuya / Tokyo. 友人が経験した実話にもとづく、セックスより深く切ない、一晩の物語を綴ろう。あまりない話だ。自分の体験談ではないので、細かい部分や心情描写には脚色が入っているけれど、実話の基本線はブレないように織り上げます。あなたはそれでもセックスできますか?それでも愛せますか? 物語がはじまる数週間前のこと。どうひいき目に見ても女好きの直人(仮名)は、mixiを次から次へと彷徨っていた。いつものことだ。自分のプロフィール・ページについた足跡を踏み返し、少しでも共通項があればかならずメッセージを送ってみるのが、彼の流儀だった。カチカチとマウスをクリックする音が小さな部屋に響き渡る。飲みかけのコーヒーから湯気が姿を消したそのとき、目の色が変わった。発見したのだ。同郷で同い年の女の子を。彼が幼少期を過ごしたのは鹿児島よりも南方に位置するとある小さな島
先日、とある書店の外商の方が来られた(関連記事)。ふだんならそういう方は速攻でお引取りいただくのだが、その人は妙に押しが強くて人懐こくて、しかもなんだかやたらに博識で話がうまい。おかげでなんだかんだと30分も話し込んでしまった。後で聞いたら僧籍をお持ちの人らしくて、ああそうかと合点がいった。こういう、妙に話のうまい坊主、もとい坊さんっているよな、というわけだが、同時に、坊さんにお世辞をいわれるのがこんなに薄気味悪いものか、ということも学んだ。 いやそんなことはどうでもよくて、本題は、その際話に出た、出版業界の「苦境」に関する話だ。 そもそもこの人、大きな書店の神戸支店の人。なんでわざわざ東京まで来るのかよくわからないのだが、なんでも大学関連をかなり広域に担当しているらしい。書店ではあまり取り扱わない全集の類を大学なんかに口八丁で(本人談なので失礼ではなかろう)売りさばくビジネスモデル。3月
http://anond.hatelabo.jp/20080301151922 有益な情報なんて持ってないかもしれない。でも、子供の中で流行ってる事とか、考えている事が解ってそれを知る事がメリットになる人も多いんじゃないですか?教育関係者とか子供向けコンテンツ作ってる所とか。もちろん子供だからバカな所はあるだろうけど、どうバカなのか知る事も重要なんじゃないですか? 子供に壊されるコミュニティってなんですか?そんなに脆弱なコミュニティなんて必要あるのですか?困るなら、そうならないようにするのが大人の責任じゃないですか? 小中学生はネットやるな。なんて大人が言う言葉ですか?それこそガキなんじゃないでしょうか。 大人こそバカな人はネットやらないで欲しい。ネット上で起きる問題なんて、ほとんどが大人が悪い事をやってるだけでしょう?割合も件数もバカな大人の問題行為でしょうが。 大人こそ迷惑。 非モテと
「少佐、レゴで作った『タチコマ』(左)と『フチコマ』(右)です!」 X-ウィングとかもいいけど、やっぱ日本人なら思考戦車ですよね。しかも、この「TOYの領域」さんの作品。見た目がそっくりな上に、人形も搭乗させることができたりして、本当によく出来ているんですよ。カッコよすぎ。 ちなみに「タチコマ」と「フチコマ」の違いがよく話題にあがったりしますが、どちらも同じ『攻殻機動隊』に登場する思考戦車。原作マンガでは「フチコマ」と呼ばれていたものが、アニメ版の作成時にデザインが少し変更された上、呼称も「タチコマ」となったそうですよ。つまり原作で好きなった人、アニメで好きになった人、それぞれに思考戦車の呼び方も変わるわけですね。 そんなプチ情報はさておき、「TOYの領域」さんはバトーと素子のレゴ人形も制作…ハンパじゃありません。さらに多くの写真は、下記さんのリンク先で確認してね。 [TOYの領域(タチコ
最新情報 (02/12)市松文様の上に梅と桜を並べた文様を追加しました。(02/26)Illustratorファイルを追加掲載しました。 (07/05)「和 japanese style (design parts collection)」と「京千代紙と和の文様セレクション」のレビュー掲載しました。 (06/08) 各伝統色一覧をHSB値に基づく分類に変更しました。 (05/10) 着物の染め屋さん「京のひきぞめや」様にリンクさせていただきました。美しい日本の伝統美が生み出される現場を垣間見ることのできるサイトです。 美しいデスクトップ用壁紙もダウンロードできます。 (04/27) 波文様を割付文様であしらった千代紙風の文様を追加しました。EPSファイルも掲載しました。 (04/21) 波文様を一つ追加しました。 (04/12) 「家紋World」様へリンクさせていただきました。 5月をイ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く