2008年11月のコンシューマ向けPCの販売台数が、前年同月比30%増を超える高い伸び率となっていることがわかった。景気低迷を背景にした個人消費の抑制などにより、薄型TVの伸び率鈍化が指摘されるなかで、PC販売台数の急伸に関係者も驚きを隠さない。 全国の量販店のPOSデータの集計をしているBCNによると、11月のPC販売台数は前年同月比32.1%増。Windows Vista発売以来、最高の伸び率となった。 また、デスクトップPCは2.5%減と、3カ月連続での前年割れとなったが、ノートPCは、前年同月比46.2%増と大幅な伸び。10月の40.9%増の実績に続き、2カ月連続での40%超えとなった。 ノートPCの好調は、ネットブックの躍進が主要因となっている。 11月における10.2型以下のミニノートPCの販売台数構成比は、10月の25.0%に続き、11月も24.0%となった。このジャンルは事