「AviUtl」は日本製の動画編集ツールとして定番だ。映像にかけるフィルタに豊富な種類があり、高画質のAVIファイルを作れる。これまではエンコード速度が遅いのが難点だったが、バージョンアップで画像処理をマルチスレッド化に対応し処理速度が向上した。 AviUtlと言えば、日本製の超定番動画編集ソフトだ。録画したテレビ番組のCMカットなどを行い、画質を補正するフィルタなどを適用して、DivXなどでエンコードしたAVIファイルを作成できる。非常に高機能で、画質のよいAVIファイルを作れることで定評のあるAviUtlだが、エンコード速度があまり速くないのが難点だった。フィルタや圧縮などの処理を、単一のスレッドで行っていたためだ。最近のCPUは複数のコアを搭載した物が多いが、一つのスレッドでは一つのコアしか使われないため、CPUの性能を全然発揮できない。そんなAviUtlが、4年3ヶ月の沈黙を破って