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はじめに DojoツールキットではJavaScriptのオブジェクト指向開発を助けるために、JavaScriptの言語仕様を拡張しています。本記事では、その基本となるDojoツールキットでのクラス宣言や継承の方法を解説します。 この記事では、Dojoツールキットの利用方法を既に知っていることを前提にしています。 JavaScriptのオブジェクト指向とは? JavaScriptと言えば「スクリプト言語」「関数」「HTMLの付属品」というようなイメージが強いと思います。しかし、JavaScriptでもオブジェクト指向開発が可能なことを皆さんはご存じでしょうか。 オブジェクト指向という言葉を聞いて、オブジェクト指向を知っている人なら何を思い浮かべるでしょうか。多くの場合「クラス」「継承」「インスタンス」「クラス変数」「クラスメソッド」「抽象クラス」というようなことを思い浮かべるに違いありません
はじめに C#で、特定のフォーム内のコントロールに対する作業をバックグラウンド(別スレッド)で行っている間、フォームへのアクセスを禁止するには、「this.Enabled = false」を指定するだけで事足ります。 しかし、テキストボックスなどの編集可能なコントロールは、使用不可能になるとグレイアウトするため、処理が一瞬で終わるような場合、ユーザーには画面がちらついたような印象を与えてしまいます。 そこで本稿では、EnabledやTextプロパティの変更をはじめとする、バックグラウンド作業中のコントロールの更新やアクセスをユーザーから隠す方法について紹介します。 対象読者 .NET Frameworkにおいてマルチスレッドによるコントロール処理を検討している方。 必要な環境 Visual C# 2005以降、あるいはそれに準ずる開発環境。サンプルプログラムはVisual Studio 2
はじめに MicrosoftのIronRubyプロジェクトは、強力で楽しい動的言語をWindowsプラットフォームにもたらします。Rubyプログラミング言語は、現代的なオブジェクト指向のスクリプト言語であり、PerlやSmalltalkなどの言語からヒントを得た構文を備えています。この言語を考案したのは、まつもとゆきひろ氏("Matz")です。まつもと氏は、「Perlよりも強力で、Pythonよりもオブジェクト指向の強い」言語が欲しかったと述べています(詳細は、まつもとゆきひろ氏のインタビュー記事を参照)。Rubyは自然な感じがするように設計されています。まつもと氏はこれを「驚き最小の原則(principle of least surprise)」と呼んでいます。Rubyのバージョン1.0は1996年にリリースされました。 数年間、Rubyは当初の設計目的だった処理(最小限の労力でデータと
コントロールの概要 本連載は、業務アプリケーションにおいてSilverlight 2をどのように活用できるかという観点で進めています。 業務アプリケーションの構築には各種UIコントロールの効率的な活用が欠かせません。良質なコードを書いたとしても、ユーザーインターフェイスが使いにくければアプリケーションとしては失敗作です。前回も触れたように、Silverlight 2は開発者から見ると.NET Frameworkのサブセット的な位置づけにあり、.NET環境でよく使われる数々のコントロールがサポートされています。Silverlight 2で追加されたこれらのコントロールを効果的に活用することにより、Windowsアプリケーションの構築とほぼ同じ要領でRIAを構築することが可能になります。慣れ親しんだ環境で業務用のRIAを構築できるのはSilverlight利用の大きなメリットの一つです。 今回
はじめに プログラマや業務システムの担当者にアニメーションの話をすると、うちのシステムには必要ないといった感じの答えが返ってきます。確かに業務アプリケーションとアニメーションは無縁のように感じますが、待ってください、これは本当でしょうか? 実は今までのアプリケーションでも気づかないところで、アニメーションは使用されています。例えばWindowsのボタンなどは、図1のようにマウスがボタンの上に乗った時に色が変わったり、クリックされたら押し込まれた画像を表示するといったアニメーションを行っています。 何を行っても変化しないとしたら、利用者は今自分が何をやっているのか分からず、とても使いにくいプログラムになってしまいます。つまり使いやすいプログラムを作成する上で、利用者の行動を的確にナビゲートするアニメーションは必須の技術ということができます。 今回は、Silverlight 2を使って、業務ア
C#言語(以下、C#)とVisual C# 2008(以下、VC#)を用いると、驚くほど簡単に多言語対応アプリケーションを作成することができます。しかし、多言語対応アプリケーションを作るための文書はネット上に散見していて、まとまった情報を手に入れることが難しいのが現状です。そこで本稿では、オープンソースソフトウェアの日本語化を通じて筆者が知った多言語化に関するTipsをまとめてみようと思います。 0.はじめに C#言語(以下、C#)とVisual C# 2008(以下、VC#)を用いると、驚くほど簡単に多言語対応アプリケーションを作成することができます。 しかし、多言語対応アプリケーションを作るための文書はネット上に散見していて、まとまった情報を手に入れることが難しいのが現状です。 そこで本稿では、オープンソースソフトウェアの日本語化を通じて筆者が知った多言語化に関するTipsをまとめてみ
はじめに 計算機用言語の処理には決まった方法があります。文字列で与えられた言語は、字句解析によってトークンに分けられ、構文解析によってトークン同士が結びつけられ、意味解析によって解釈されます。 字句解析を行うプログラムが字句解析器(lexer)、構文解析と意味解析を行うのが構文解析器(parser)です。字句解析器としてはlexあるいはflex、構文解析器としてはyaccあるいはbisonが有名で、資料も豊富にありますが、いずれもC言語で利用することを想定したソフトウェアです。 PHPで利用できる字句解析器としてはPHP_LexerGeneratorが、構文解析器としてはPHP_ParserGeneratorがあります。本稿では、簡易電卓を実装するという例を通じてPHP_LexerGeneratorとPHP_ParserGeneratorの使い方を紹介します。 必要な環境 XAMPP fo
Visual Studio Team SystemのメジャーバージョンアップとなるVisual Studio Team System 2008では、以前の製品同様に分散デザインを行うための機能を有したArchitecture Editionという製品がリリースされています。比較的使いどころが分かりにくい製品ではありますが、この製品に用意されている機能を一つ一つ確認することで、どういった用途が考えられるのかを見ていきたいと思います。 はじめに Visual Studio Team SystemのメジャーバージョンアップとなるVisual Studio Team System 2008がリリースされ、以前の機能を踏襲しながらも、さまざまな部分において安定性の向上や機能の追加・向上が図られました。今回はその中でもアプリケーションのデザイン・配置などのモデリング用に用意されているVisual St
はじめに ソフトウェア業界には現役開発者の立場を保持しながら、ソフトウェアハウスを経営するオーナー社長がいます。彼らは最新の技術動向を観察しながら、組織を引っ張ります。数10年に及ぶ豊富な開発経験と圧倒的な技術力を誇り、組織内ではカリスマ化している人さえいます。開発者と経営者の2足の草鞋を履きこなすのは簡単なことではないでしょう。彼らは相当のプレッシャーを感じながら日々生きているはずです。 本連載で取り上げているBjarne Stroustrup氏は、C++を設計しただけではなく、国際標準化委員会活動の先頭に立っています。同氏もプレッシャーの中で生きている一人のはずです。 今回の質問意図 Stroustrup氏はC++発展の歴史を振り返りながら、“C++の設計作業は所属組織の支援を受けることなく、自分独りで始めたものである”と述懐しています(関連情報:豊田孝の「IT談話館」)。辛い孤独な作
正規表現は、特に文字列操作が中心となるWEB分野におけるプログラミングにおいて、なくてはならない重要な機能です。本稿では正規表現を解釈するエンジンを実際に実装し、正規表現エンジンがどのように動いているのかを解説します。第3回は、実装するDFAエンジンが扱う文法を解釈するコンパイラを作成します。 はじめに こんにちは。hirataraです。 前回はDFAエンジンの仕様を明らかにし、DFAとNFAをPythonで実装しました。今回は、実装するDFAエンジンが扱う文法を解釈するコンパイラを作成します。 対象読者 正規表現をもっと知りたい方 情報科学分野に興味がある方 正規表現エンジンを実装する必要がある方 正規表現のコンパイル 前回、正規表現の仕様の中で正規表現の文法を定めました。これから、この文法を解釈できるコンパイラを作成します。コンパイラの仕事は、文字列を解釈して計算機が扱いやすいデータ方
上図のように、何かの情報をもとにモデルを作成したり、モデルからドキュメントやソースを作成できたりします。せっかくモデリングツールを使ってモデルを書くのですから、プログラムを使って作業を効率化してしまいましょう。それを可能にするのが、プログラムでモデルにアクセスできるAPIです。 具体的な活用例 はじめにJUDEのAPIの具体的な活用例を示します。 既存システムのデータベース定義を読み込み、JUDEのERモデルを作成 設計モデルの規模や品質を分析するために、モデルデータのメトリクスを作成 WebフレームワークRuby on Railsとモデルの連携 これらの例はほんの一部で、皆さんの状況ごとにいろいろな活用方法が考えられると思います。開発プロセスも扱っているモデルもツールもプロジェクトによってさまざまですから、やりたいこともさまざまでしょう。そんなわがままな要求にこたえられるのがAPIです。
マイクロソフトは10日、Silverlight 2アプリケーションをVisual Studio 2008上で開発するためのアドオン「Microsoft Silverlight Tools」正式版をリリースした。同社のダウンロードセンターより、無償で入手できる。 このアドオンは、Visual Studio 2008 SP1またはVisual Web Developer 2008 Express SP1にインストールすることができ、C#またはVisual Basicを利用してSilverlightアプリケーションを開発できるようになる。主な機能は次のとおり。 Visual BasicおよびC#のプロジェクトテンプレートの作成 XAML用のIntellisenseおよびコードジェネレータ XAMLデザインプレビュー Silverlightアプリケーションのデバッグ機能 Sliverlightアプ
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