[米ニューメキシコ州アラモゴード 4日 AP] 米ニューメキシコ州アラモゴード市当局は、アタリ社の失敗したビデオゲームが埋められていると噂される埋立地の探索許可を、カナダの制作会社に与えた。 『アラモゴード・デイリー・ニュース』によれば、先週、アラモゴード市政委員会は、オンタリオおよびカリフォルニア州カルヴァーシティを拠点とするマルチメディア制作会社フューエル・インダストリーズに、埋立地の調査を許可することを決定した。 彼らが探しているビデオゲーム『E.T.』は、史上最悪のビデオゲームと言われている。アタリ社は1982年の大ヒット映画の名前を使うため、数千万ドルの権利料をスティーブン・スピルバーグに支払ったが、できあがったゲームは完全な失敗作で、当時すでに悪化していた経営がさらに傾いたと言われている。以来、このゲームは、ある意味で「伝説」的な存在となった。 アタリ社の「ビデオゲームの墓場」