次期IEでは、ブラウズ機能が全般的に改善され、クライアントサイドの新APIが提供される。ただしリリースは次のWindows OSよりも前になることはなさそうだ。 米Microsoftが発表した大まかなタイムテーブルによると、Internet Explorer(IE)ブラウザの次期バージョンは2008年か2009年にリリースされる見通しだ。新版では、使い勝手やセキュリティのほか、ブログなど新種のWebサービスのサポートが強化され、開発者向けには、クライアントサイドの新しいスクリプティングAPIが追加され、標準のサポートも強化されるという。ただし、Microsoftはこの「IE 8」(正式名称は未定)の単体でのリリースについては明言していない。IEの次期バージョンがWindowsクライアントOSの次期バージョンと連動してリリースされるのであれば、スケジュールにかなりの遅れが生じる可能性もある。