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外部の人間が企業のシステム構築に関わると,好むと好まざるにかかわらずその企業の機密に触れることになる。NDA(Non-Disclosure Agreement:機密保持契約)を交わすのは当然のことであるが。悩ましいのは現場の運用ではないだろうか。 ある通販会社の基幹系システム再構築で,既存システムの全画面のレイアウトや機能に関する調査がはじまった。調査対象画面数は300近くになったが,そのすべてについて実画面を使った説明資料が用意され,提供されることになった。ユーザー側の担当者は,画面資料の扱いに細心の注意を払い,表示項目中のテキストをチェックして,不適切を判断された場合はすべてダミー情報に書き換えられた。 ユーザー側としては,顧客情報を含む機密に関する情報はすべて削除あるいは書き換えたものを提供する,という姿勢で臨んでいたが,資料の引渡しの段階になってちょっとした問題になった。 この資料
十年前*1にまだちっちゃい子供だった読者の方にはちょっと想像つかない事かもしれませんが、パソコンを趣味にしている事自体が「ネクラ」*2とか「おたく」と呼ばれていた時代が、かつて存在しました。 仕事で使うのでもないのに、自分用のパソコンをわざわざ買うとか組み立てるとかして毎日のように使っている、それだけで「人間の友達がいないから、パソコンを友達にしている」なんてよく言われたものですし、特にパソコン通信の掲示板とか電子メールなど、「生身の人間との付き合いを拒絶して、バーチャル世界に耽溺する」とも言われたものでした。 これはちょうど今で言うなら、アニメが大好きで毎日のように見ている、フィギュアを集めている、美少女ゲームが大好き、メイド喫茶に行くのが好き、こういう連中とほとんど同列に見られていました。*3こういう人が今でも「人間の彼女ができないから、バーチャルな女の子を彼女の代用品にしている」と非
テクノロジーのおかげで、家庭では1日に43時間分の作業ができるようになった――Yahoo!とOMDの「デジタル時代の家庭」調査で明らかになった。 この調査は16カ国で4500以上の世帯を対象に行ったオンライン調査と、7カ国での家庭内での聞き取り調査とテクノロジー利用調査で構成される。 調査によると、各家庭が所有するテクノロジーデバイスは平均11台(米国では12台)。テクノロジーにより家族とつながっていられると回答した割合は70%に上り、携帯電話で1日中子どもと連絡を取っている保護者は29%だった。 またマルチタスクにより、1日に24時間分を超える日常活動が可能になったことが示された。米国の回答者は平均で、睡眠、労働、通勤に加え、電子メール、MP3プレーヤー利用、テキストメッセージング、テレビ視聴などの日常的な活動を1日に43時間分以上行っていた。そのうち、4.5時間は家族と過ごし、3.6時
セキュリティ対策で一番大変なのは、ユーザーのリテラシーにかかわる部分だ。かつて電子メールで広がったウイルスが全盛だったころ、管理者は大変な思いをしたものだ。 昔の話になるのだが、1999年1月「Happy99」もしくは「ska」と呼ばれるワームが大流行した。当時、ウイルス対策ソフトのコールセンターでユーザーサポートを行っていたわたしは、「メールに添付されてきたファイルを実行したら画面上で花火が打ち上がった」という電話を1日に何十件と受けた経験がある。 このワームは、電子メールに添付されている「happy99.exe」というファイルを実行すると、画面上に花火が打ち上げられるのだ。「おう、めでたいなあ」などと感心している裏で、添付ファイルのコピーであるska.exeファイルがシステムに登録され、wsock32.dllファイルが不正ファイルに置き換えられてしまう。 感染後はメールの送信をするたび
今年の11月15日、あまりメディアでは取り上げられていないが、放送と著作権に関連したある重要な判決が下された。いわゆる「録画ネット裁判」である。今回はこの判決が示す意味合いのようなことを考慮しながら、放送とITの関係を考えてみたい。 まず「録画ネット」が何なのか知らない人、あるいは名前は聞いたことがあるが忘れちゃった人のために、簡単におさらいしておこう。 「録画ネット」とは、簡潔にまとめるならば、海外からPCとインターネットを使って、日本に置いてあるテレビパソコンで録画した番組を見る、というサービス(http://www.6ga.net/)である。このサービスを運営するのは、有限会社エフエービジョンという会社だが、ここでは「録画ネットを運営する会社」という意味も含めて、便宜上「録画ネット」と呼ぶことにする。 事の発端は、この録画ネットに対して2004年7月30日に、NHKと在京民放5局から
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英国で発売されたボードゲーム「モノポリー」の新バージョンでは、紙幣の代わりにデビットカードを使う。英Daily Telegraph紙が報じた。 同紙によると、新版「Monopoly Here & Now Electronic Banking」ではプラスチックのデビットカードを使い、電子機器を使ってカードからお金の出し入れをする。 製造元のParkerは、紙幣のデビットカートへの置き換えは、モノポリーが時代に合わせて変わっていることを示していると語ったと同紙は伝えている。 これはParkerとVISAと提携の一環で、VISAはゲーム用のデビットカードとカード読み取り・書き込み機器を設計したという。 Monopoly Here & Now Electronic Bankingの価格は24.99ポンド。紙幣を使う標準版は12.99ポンド。
ウルシステムズは7月6日、「Web2.0でビジネスに勝つ~技術の最新動向とビジネス創出~」と題したセミナーを開催した。Web2.0というキーワードに象徴される情報技術の最新動向を整理しながら、このトレンドが実ビジネスに与える影響などを考察した。同社によると、セミナー参加者は、インターネットを使った新規事業に興味のある企業の業務部門や経営企画部門、新規事業開発部、営業推進部門の各担当者であるという。 「インターネットが持つ真の力を引き出す Web2.0」というタイトルで講演をしたのはウルシステムズ 第2事業部 シニアコンサルタント中村正弘氏。中村氏のプレゼンテーションは、Web2.0の一般論を整理し、その本質を抽出しながら、Web2.0が企業システムの開発にどのような有効性があるのかを論じたものだった。 中村氏が要約したWeb2.0の本質は「集合知を利用して競争力の源泉を確保すること」。この
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