福島第一原発1号機への海水の注入が中断した問題は23日の国会でも取り上げられ、菅総理大臣は、「注水自体、報告がなかった」と強調しました。しかし、注水が中断した際、菅総理が「本格的な注水」を指示していたことを海江田経済産業大臣が明らかにしていました。 菅総理は、自民党の谷垣総裁に政府の説明は「ねつ造をしている」と追及され、強く反論しました。 菅総理大臣:「19時4分から二十何分かの25分の間の海水注入については、当時ですよ、私なり官房長官、副長官のところには報告はあがっておりませんでしたので、当然ながら報告のあがっていないものをやめろとかやめるなとか言うはずもありません」 しかし、海江田大臣は、今月2日の予算委員会で、注水を中断した際に菅総理が本格的な注水をやれと指示したことを明らかにしていました。 海江田経済産業大臣:「19時4分にこれは私どもの資料でございますが、いったん、東京電