1月3日、アラブ連盟のアラビ事務局長は、シリアを訪れている監視団が反政府デモ弾圧の停止に向けて貢献できていると2日に語った。バグダッドで12月撮影(2012年 ロイター/Thaier Al-Sudani) [ベイルート 3日 ロイター] アラブ連盟のアラビ事務局長は2日、シリアを訪れている監視団が、反政府デモ弾圧の停止に向けて貢献できていると語った。ただ、同事務局長によれば、シリア政府軍は都市部から撤退したものの、銃撃戦が依然として続いているため、予断を許さない状況だという。 アラビ事務局長は現地から電話報告を受けているとし、監視団が3484人の政治犯の釈放を確認したほか、弾圧が激しい中部の都市ホムスに食糧を調達することができたと発表。「われわれはシリア政府に対し、和平案を完全履行するよう求めていく」とコメントした。