子どもの相対的所得に関する“底辺の格差”を示すインフォグラフ。日本は、41カ国中、格差が大きい方から8番目。所得分布の下から10%にあたる子どもの世帯所得は、中央値にあたる子どもの約40%と報告されている。 (クリックで拡大してご覧いただけます) 日本についての主な結果は以下の通りです。 子どもの相対的所得に関する“底辺の格差”の順位では、41カ国中で下から(格差が大きい方から)8番目で、所得分布の下から10%にあたる子どもの世帯所得は中央値にあたる子どもの約40%。 学習到達度における“底辺の格差”の順位では、37カ国中で下から11番目。 1985年から2012年にかけて、子どもの相対的所得の“底辺の格差”が拡大し、それは中位の所得が上昇したのに対し、底辺では所得が減少したことによってもたらされた(阿部氏の独自のデータ)。 (主観的健康と生活満足度については、日本はデータが含まれず分析の
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