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ブックマーク / wldintel.blog60.fc2.com (2)

  • ワールド&インテリジェンス 宗派間抗争に持ち込んだアサド

    ジャーナリスト・黒井文太郎のブログ/国際情勢、インテリジェンス関連、外交・安全保障、その他の雑感・・・(※諸般の事情により現在コメント表示は停止中です) 昨年春にシリア革命が始まったとき、シリア社会をよくご存じない方は、イラクやレバノンのイメージに倣い、シリアにも「アラウィ派vsスンニ派の対立がある」と考えた方が少なくなかったようです。 しかし、アサド父政権発足の頃はそうした構図はありましたが、40年もの父子独裁で、シリア社会は宗派対立が後退し、「アサド派利権グループvsその他の一般国民」という構図になりました。宗派の違いよりも、利権コネに繋がるか繋がらないかで、国民は「得組」「損組」(必ずしも勝ち組vs負け組ともいえないので)に分断されたわけです。 革命が始まったとき、アラウィ派とスンニ派の両サイドから、宗派対立を煽る声は生じました。私はそれは現地の知人からの情報でも、SNSでの情報でも

    Uzi_FZ
    Uzi_FZ 2012/12/23
    「反体制派の主流派はこれまで、アサド政権が宗派対立に持ち込もうとしたのに対抗し、アラウィ派批判を抑えてきました。」「心配なのは、反体制派SNSの論調に、最近、アラウィ派批判が急速に拡散しつつあることです。
  • ワールド&インテリジェンス ソマリアのイスラム勢力、最大拠点を失う

    ジャーナリスト・黒井文太郎のブログ/国際情勢、インテリジェンス関連、外交・安全保障、その他の雑感・・・(※諸般の事情により現在コメント表示は停止中です) 9月28日、ケニア軍(「アフリカ連合」軍)がソマリア南部の要衝である港町キスマヨへの強襲上陸作戦を開始し、29日に同地を支配していたイスラム武装勢力「アル・シャバブ」(青年)を駆逐しました。すでに首都モガディシオからもアル・シャバブは完全に撤退しており、これにより、ソマリア南部を広く支配していたアル・シャバブの勢力弱体化は決定的になりました。 ソマリアではもう20年以上も内戦が続いていて(※20年前の取材はこちら⇒「(その1)ソマリア内戦」「(その2)ソマリア避難民」)、とくに近年はアルカイダ系人脈に連なるアル・シャバブがその元凶となっていました。 最近ようやく状況が好転し、この9月10日には、新たな大統領にハッサン・シェイク・モハムドが

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