ビジネス書の杜 令和 大人のビジネスパーソンのための書籍紹介をコンセプトに、パソコン通信の時代から25周年になるのを機に、ブログ版として復活させます。 ダヴ・シードマン(ビル・クリントン序文、近藤隆文訳)「人として正しいことを」、海と月社(2013) お奨め度:★★★★★+α これからのビジネスは、技術や製品、ビジネスモデル、戦略といったWHATの革新ではなく、行動(HOW)で勝ることこそ、重要であることを説いた一冊。序文にビル・クリントの言葉があり、 「大統領を退任してから一番大切なのは「どのようにするか=HOW」だと思うようになった。ダヴ・シードマンが本書により、HOWの意味と意義を明らかにしてくれてうれしい」 とコメントしている。まさに米国ではいま、主流になりつつある考え方である。 この本を読み始めたところで、少し混乱していたことがある。これらはWHATではなく、「あり方」の時代だと