先週末に心配していたチャイナリスクが、いきなり週明けに炸裂。 月曜の上海総合指数は▼8.5%、今日も▼1.7%と続落しました。 昨日、中国国家統計局が発表した一定規模以上の工業企業の2015年6月の利益は前年同期比0.3%減と、マイナスに転じました。 7%成長している経済で、企業業績がマイナスという不思議の国の株安など、本来は無視していれば良いのですが、コモディティ市場の低迷による不安心理を増幅させ、金融資本市場を必要以上に動揺させてしまうリスクはありそうです。 中国経済の実態は、上海株では無く、コモディティ市場に現れていると皆思っていますが、ちなみに原油(WTI)が今年最も安い43$を付けた3月17日、エクソン株は84$で下げ渋っていましたが、WTIがまだ47$の昨日、エクソンは79$と安値更新。 これは、原油価格の反発期待が大きく後退し、来年はイラン産原油が市場に出回る可能性もあり、原