12月22日、野口悠紀雄氏は、ビットコインの価格水準がバブルかどうかは、今後の技術開発次第であり、結論を出すのは早計だと指摘。写真は11月撮影(2017年 ロイター/Dado Ruvic)
12月22日、野口悠紀雄氏は、ビットコインの価格水準がバブルかどうかは、今後の技術開発次第であり、結論を出すのは早計だと指摘。写真は11月撮影(2017年 ロイター/Dado Ruvic)
1940年東京生まれ。63年東京大学工学部卒業、64年大蔵省入省、72年エール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授などを経て、2011年4月より早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター顧問、一橋大学名誉教授。専攻はファイナンス理論、日本経済論。主な著書に『情報の経済理論』『1940年体制―さらば戦時経済』『財政危機の構造』『バブルの経済学』『「超」整理法』『金融緩和で日本は破綻する』『虚構のアベノミクス』『期待バブル崩壊』『仮想通貨革命』『ブロックチェーン革命』など。近著に『中国が世界を攪乱する』『経験なき経済危機』『書くことについて』『リープフロッグ 逆転勝ちの経済学』『「超」英語独学法』などがある。野口悠紀雄ホームページ ------------最新経済データがすぐわかる!-------
(写真=PIXTA) ビットコインは“BTC”という基本単位で表現されるが、1BTC(=665USドル、2016年10月26日現在)よりも小さい単位、例えば0.07BTCや、0.0034BTCを送金することができる。 ※ビットコインの最小単位は0.00000001BTC(1satoshiという単位も用いられる) ビットコインを用いると1円以下の小額送金・少額決済を行うことができる。これは一般的に、マイクロペイメント(micro-payment)と呼ばれる。例えば、IoT機器の利用時間(秒)単位での課金や、ブログ記事単位での販売、少額のチップやリワードなど、従来は難しかった支払いを可能にする。 ところが、ビットコインを実用的に送金するためには、送金一回あたり手数料が10円~20円程度かかるため、手数料が決済金額を上回ってしまうケースが出てしまう。また、ビットコインはトランザクションのスループ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く