日米地位協定協議の合意骨子 二日の日米地位協定協議の合意の骨子は次の通り。 一、一九九五年の日米地位協定運用改善合意に基づき、米兵容疑者が起訴前に引き渡された場合、捜査権限を持つ米軍司令部代表者が日本側当局による取り調べに同席 一、起訴前の身柄引き渡しを日本側が要請する可能性がある段階でも、米軍司令部代表者は取り調べに同席 一、九五年の合意で引き渡しの対象として「その他特定の場合」とされた部分は、いかなる犯罪類型も排除されないと確認。米側は日本側の身柄引き渡しの要請を十分に考慮する 日米両政府は二日、外務省で、日米地位協定にもとづく刑事裁判手続き問題に関する交渉をおこない、日本の警察が起訴前に米兵容疑者の身柄を拘束して取り調べる際、米軍司令部代表者の立ち会いを認めることで合意しました。 日本では認められていない取り調べ段階での弁護士などの立ち合いを米兵には認めるというものです。 今回の交渉