借金の罠にはまった日本、不動産は救いになるか？：イザ！国が借金の罠(Debt trap)に陥った場合、その脱出策は、①奇跡的な経済成長、②ゼロ金利政策、③他国からの救済、④全面的なデフォルト、⑤緊縮財政政策（増税と支出抑制）、⑥紙幣の増刷（インフレーション）の６つです。 新興国のバブルも終わりに差し掛かっているので①はもう期待できないでしょう。また、②の金利政策も限界、③はありえません、④はギリシアのような小さな国ではありえても日本のような大国ではできないこと、また、日本の場合、⑤は日本のケースはもう間に合わない。残るのは⑥ということになります。 通常のインフレであれば不動産はインフレ対策になります。しかし、日本の借金が激減するような高いインフレの場合、すべての価格メカニズムが壊れます。不動産だけがこの「災難」から逃れることはないでしょう。 現状では、日本の経済を立て直すことはほどんど不可能なので、まずは日本を壊すことが必要だ、と考えている人
