メガソーラーは66カ所のうち17カ所で発電を開始している。兵庫県の淡路市で「オリックス淡路メガソーラー発電所」(2.5MW)が2014年2月28日に稼働したほか、山梨県の南アルプス市や群馬県の渋川市でも同規模のメガソーラーが稼働済みだ(図2)。開発中の49カ所のメガソーラーも1年以内に運転を開始する見込みである。 一方の屋根設置型は企業や自治体から大型施設の屋根を借り受けて実施するもので、148カ所のうち約3分の1にあたる50カ所で発電を開始した。稼働中のメガソーラーと合わせると67MWの発電規模になり、全体で425MWの開発計画のうち1年間で約15%が稼働したことになる。 オリックスは2012~2014年度の3年間に、メガソーラーで300MW、屋根設置型で100MWの合計400MWの太陽光発電事業を展開する計画を推進している。すでにメガソーラーは目標を大幅に超えて、屋根設置型を加えた全体