本展の会場では、プロダクトデザイナーによる渾身のプロトタイプ(試作品)が集結する特別企画「PROTO LAB(プロトラボ)」も開催されていた。この企画は「次の売れるデザイン」を求めるメーカーと製品化を目指すデザイナーの"出会いの場"として設けられたものだ。本稿の締めくくりとして、同ブースで特に目立っていた作品をいくつか紹介しよう。 幻想的な空間を作り上げていたのは、Kラボ・加覧幸祐氏の作品「Time in the air」。デジタル数字をモチーフとした時計で、両面発光する本体が"物質として視覚化できない時間"を表現しているのだという。続いて、イチバデザインスタジオ・市場純生氏によるコの字型のコンパクトな照明「NOOK」。元日産自動車のデザイナーなだけあって、カーデザインを思わせる、滑らかなフォルムが印象的だ。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く