以前greenz.jpで紹介し、話題となった世界の「川づくり」。私たちの生活に欠かせない水循環系を形作っている「川」を活かした、新たなまちづくりの形として注目が集まっています。 そして日本の「川づくり」の事例として世界からも注目されているのが、鶴見川。町田市を源流として横浜市・鶴見まで流れる典型的な都市河川で今、どんな取り組みが行われているのでしょうか? 今回はその全容をご紹介します! 世界が注目!『鶴見川流域 水マスタープラン』とは? 鶴見川の「川づくり」の構想をまとめたのが、2004年、世界に先駆けて策定された『鶴見川流域 水マスタープラン』(通称「水マス」)です。私たちが暮らす大地には限られた量の水が絶えず循環し、豊かな自然と社会が形成されています。この「水マス」は、健全な水循環系の将来ビジョンを描いたもの。そこには、緑あふれる保水の森や谷戸があり、川の水量・水質が保全・改善され、災