東京都公安委員会にヘイトデモのコース変更を要請した後、記者会見する市民、弁護士、国会議員。=26日夕、参院会館 写真:田中撮影= 日曜日ともなると毎週のように新大久保で吹き荒れる在特会(在日特権を許さない市民の会)などのヘイトデモ。民族差別に抗議する市民らがきょう、東京都公安委員会を訪れ、31日に予定されている在特会による新大久保(※注)でのデモ・街宣を容認しないよう要請した。 要請に同行した有田芳生参院議員によると、公安委員会は29日(金)にも会議を開きコース変更を指示するのかなどを決める、という。 新大久保のヘイトスピーチが可愛く思えるほど、酷く汚い言葉が飛び交うのが大阪鶴橋だ。新大久保と同じく31日にレイシストたちが民族排撃集会を行う予定だ。ところが鶴橋でカウンターに立つ「友だち守る団」の凛七星代表は、大阪府警に規制要請を提出しなかった。 大阪府警に対する不信感が背景にあるようだ。凛