政府の東京電力福島第1原発事故調査・検証委員会が設置したインターネット上のホームページが、ハッカーによって一時書き換えられていたことが30日、分かった。情報漏えいはないという。 検証委の事務局によると、書き換えが行われたのは28日午後11時すぎとみられ、真っ黒のトップページに「サイトを汚した」という意味の英文などが書かれ、関連のページも閲覧できなくなった。業務で使用しているサーバーと違うため、情報漏えいはないという。ホームページは29日午前7時ごろまでに復旧した。 経済産業省などが運用する、東日本大震災からの復興に関連する内容のホームページの一部や、節電のアイデアを一般から募集する内閣官房の「節電アイデアボックス」というホームページでも、書き換えの被害が確認された。