自民党の大島理森副総裁は30日午前、産経新聞とFNNの合同世論調査で、野党が今国会で内閣不信任決議案を提出することにほぼ半数の45・6%が理解を示したことについて「国民の間に『菅直人首相を代えてください』という気持ちが蔓(まん)延(えん)しているという数字だ。重く受け止めていかなくてはいけない」と語った。党本部で記者団の質問に答えた。 不信任案の提出時期については「谷垣禎一総裁に決断いただく」として明言を避けた。 29・2%の内閣支持率については「菅政権は原発事故に対しても災害復旧に対しても、言葉に信頼がない。菅内閣ではない体制でこの危機を乗り切ってくれ、という国民の声だ」と述べた。