ジャカルタ(CNN) インドネシアの国家災害対策当局によると、同国北部北スラウェシ州のロコン山が10日に噴火し、上空2キロにまで噴煙を噴き上げている。 ロコン山は数日前から噴火の兆候が見られたため、周辺の2.5キロが立ち入り禁止区域に指定されていた。当局は住民に対し、同山に近付かないよう呼びかけている。 ロコン山は昨年7月に噴火し、付近の住民数千人が避難した。その後10月と12月にも噴火を繰り返している。 インドネシアは太平洋を囲んで断層が連なる環太平洋火山帯の上に位置しており、地震や火山噴火が頻繁に起きている。