大谷昭宏事務所／フラッシュアップ 2007.1.23耳を疑うという言葉があるが、本当にそういう思いにさせられることがあるんだなあ、としみじみ思わされる出来事に出くわした。 もう絶対にありません、と言っていたのに、またぞろ金庫の中や、机の引き出しからぞろぞろ金が出てきた大阪府の裏金問題。さすがに府も自分の手でいくら調べても、これは限界があるということで外部委員３人による調査委員会を設置した。ところがこれがとんだまやかし。委員の中に、元福岡高検検事長で現在、弁護士の加納駿亮氏（64）が入っていたのだ。 ふーん、それがどうしたのと思われる方がいるかも知れないが、これから先の話を聞いたら、のけぞるどころか、仰向けにひっくり返って、後頭部を強打する恐れがあるので、心して聞いてほしい。 いまから６年前、検察庁の裏金とも言える調査活動費が大問題になったことをご記憶の方は多いと思う。この検察庁の汚れ金の実態を元大阪高検公安部長の三
