公共交通機関でのセクシュアル・ハラスメントに対する抗議活動を計画したことを理由に身柄を拘束されていた5人の女性の権利を求める活動家の家族のもとに、裁判期間中の保釈の通知が届けられた。 活動家たちの弁護士の一人であるリャン・シャオジン氏によれば、5人は今後も容疑者として1年間監視下に置かれ、その間は海外渡航などの権利は依然として剥奪されたままとなる。さらに警察はいかなる時でも再び身柄を拘束し、さらなる尋問を行うことができる。 チェン・チューラン、ワン・マン、リン・ティンティン、ウェイ・ティンティン、ウー・ロンロンが逮捕されたのは、国際婦人デーに先駆けた3月のことである。 警察は5人を「喧嘩を仕掛け、トラブルを誘発した」として起訴を試みた。これは最長で5年間の禁固刑となりうる。これに対し、世界中のフェミニストが一丸となり1ヶ月以上に渡って5人の釈放を訴える運動を行ってきた。 この現在の状況は、
2010年6月4日、パリ第4=ソルボンヌ大学教授ジャクリーヌ・リシュテンシュテイン氏による講演が行われた。今回はソルボンヌと日本の諸高等教育機関との協力関係樹立という公務を帯びて来日された由で、多忙なスケジュールの合間を縫っての(しかし充実した)レクチャーとなった。 【ジャクリーヌ・リシュテンシュタイン教授】 リシュテンシュテイン教授はとりわけ古典主義期(17世紀)フランスの芸術理論の緻密かつ大胆な読解で知られるが、今回の講演では視野を拡げ、美学の歴史を辿りなおされた。中心となる地域はドイツとフランスである。 今日美学は哲学の一部門として確固たる地位を占めている。しかしそこに至る道のりは決して平坦なものではなかった。周知のとおり、近代的ディシプリン(学問領域)としての美学 esthétique, Ästhetik は、ライプニッツ=ヴォルフ派の哲学者バウムガルテンの著書 Aesthetic
オーストリアの新聞でのインタビュー(http://derstandard.at/2000015524661/Das-System-der-Mitte-kollabiert)。 政治学者シャンタル・ムフ「右派ポピュリストが成功したのは、保守政治と社会民主主義政治が融合したからだ」 インタビュアー(イ):中道右派政党と中道左派政党の区別がなくなることを警告されていますね。 ムフ:私はそれをポスト政治的状況と呼んでいます。今日のヨーロッパ社会で優勢なものです。 イ:いつからそれは優勢になったのですか。 ムフ:この傾向は、イギリスでニュー・レイバーによって始められました。理論は社会学者のアンソニー・ギデンズから出てきました。そしてトニー・ブレアがそれを作り替えたのです。考え方は、共産主義の崩壊のあと、対抗勢力はもはやいなくなり、リベラルな資本主義のオルタナティブもなくなった、というものです。 イ:
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く