科学哲学は生物学者にとって役に立つのか?答えはイエスだ。生物学からも刺激を受け、クーンやポパー以降飛躍的に発展してきた科学哲学はいま、生物学者にもっと役立てられるのを待っている。さらに本書は「生物学者のための」と銘打ちつつも、物理学者や心理学者も目を向けるべき科学哲学の主なトピックを展開。最新の実践的入門書! 【原著】Kostas Kampourakis and Tobias Uller, Philosophy of Science for Biologists(Cambridge University Press, 2020) ◎けいそうビブリオフィルで本書の一部内容を公開しています。 あとがきたちよみ『生物学者のための科学哲学』 はじめに[コスタス・カンプラーキス、トビアス・ウレル(鈴木大地 訳)] 第1章 なぜ生物学者は科学哲学に目を向けるべきなのか?[トビアス・ウレル、コスタス・カ