あとがき、はしがき、はじめに、おわりに、解説などのページをご紹介します。気軽にページをめくる感覚で、ぜひ本の雰囲気を感じてください。目次などの概要は「書誌情報」からもご覧いただけます。 坂井晃介 著 『福祉国家の歴史社会学 19世紀ドイツにおける社会・連帯・補完性』 →〈「序章 統治実践をめぐる「社会的なもの」の探求」(pdfファイルへのリンク)〉 →〈目次・書誌情報・オンライン書店へのリンクはこちら〉 序章 統治実践をめぐる「社会的なもの」の探求 0. 1 「社会的なもの」の現代的再編 19世紀後半から20世紀初頭の西欧諸国においてその原型が誕生した福祉国家は、歴史上それまで存在しなかった構造を備えた国家形態であるとされる。人びとの生を安定させるためのさまざまな福祉は、伝統的に家族や教会、地域的・職業的自助団体によって個別的に行われていた。それに対して福祉国家の成立が可能にしたのは、多様
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