先日、まいまい京都さんのご案内で永観堂を訪れてきました。美しい新緑が境内を包んでいます。 永観堂は新緑の時期にも大変おすすめな場所。緑の時期は人が圧倒的に少なく、じっくりと見返り阿弥陀像に参拝をすることができ、エメラルドグリーンの緑に包まれる境内をゆっくりと散策することができます。約3000本ものカエデが彩る紅葉の秋は、寺宝展があるために拝観料は1000円ですが、今の時期は600円です。 山沿いを見れば、多宝塔の周りなどに椎(しい)の木の花や若葉が作り出す黄色の色彩も目立ちます。椎の木は京都の山沿いでアカマツの減少に伴って自然に増えてきた樹木で、この数十年で急激に拡大しているそう。急な植生の変化は問題にもなっています。また、山の近くではその独特の香りも気になるかもしれません。このモコモコとした山の眺めも新緑の時期ならではです。 永観堂の境内では赤い葉のノムラカエデ(野村楓)も目立ちます。こ