先日、上賀茂神社を訪れると、芝が焼かれた後で、黒くなっていました。 冬の上賀茂神社は、山が近く気温が低いこともあって雪景色を見られる機会も多い神社です。初詣では、相応の人で賑わっていましたが、現在は人影もほとんどありません。例年5月5日に競馬会(くらべうまえ)神事が行われる馬場の芝生は、先日訪れると芝焼きの後で、黒くなっていました。毎年1月に行われている恒例行事で、神職が清めた忌火(いみび)を芝に竹ぼうきで芝に点けていくのだそう。害虫や雑草を除け、新芽の成長を助けるために行われているそうです。 山城国一ノ宮として、厄除け、五穀豊穣をもたらすご利益で知られる神社。最近は門前が再整備されて、昨年末に大鳥居が建ったことでも話題となりました。春は桜も美しい場所です。芝焼きの効果で、今年の春も美しい若芽が伸びることでしょう。 散策・講座のお知らせ ※散策・講座等のご依頼はこちらから!お気軽にご連絡く