先日、嵐山の法輪寺を訪れました。 嵐山の法輪寺は、虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)という智恵の菩薩を本尊としています。四国の室戸岬で記憶力増進の虚空蔵求聞持(こくうぞうぐもんじ)法を弘法大師・空海が修した伝説は有名ですが、法輪寺も智恵授けのご利益で信仰が厚く、数え年で13歳になる男女が3月13日~5月13日の間に参拝をして本堂で祈祷を受け、大人の知恵を授かるという「十三まいり」の風習が京都には根付いています。 まだ十三まいりの時期には早いこともあって、人もまばらでした。境内には展望台もあって、京都を西側から一望できます。京都タワーや比叡山、よく見ると仁和寺の五重塔も望めますので、ぜひゆっくりと眺めてみてください。境内では梅の花も香っていました。早咲きの彼岸桜が咲き始めるのも待ち遠しいです。 散策・講座のお知らせ ※散策・講座等のご依頼はこちらから!お気軽にご連絡ください。 【受付中!】2月2