2月19日に京都市街地から丹波・丹後へと電車で足を延ばしました。大文字の雪景色も目にすることができました。 19日の雪は丹後や丹波でしっかりとした積雪となりました。取材で天橋立まで足を延ばしましたが、途中の車窓は亀岡辺りからずっと雪景色でした。京都市街地は山沿いでうっすらと雪景色となり、二条駅のホームから雪の左大文字を望めました。火床付近の植生の違いか、雪の日でも文字がくっきりと見えていました。 福知山駅で丹後鉄道に乗り換える際に、標高406mの姫髪山が望めました。1952年から丹波大文字が8月16日に灯されている山です。約70年の歴史を経て、福知山の伝統行事といえるものになっていますが、2020年は新型コロナウイルスの影響で中止となりました。雪の日は、山全体が白くなっている中で、うっすらと「大」の字が浮かんでいるのが印象的でした。今年は美しい炎が望めるようになってほしいと願っています。