3月3日に、4年ぶりに下鴨神社で流し雛が行われました。 下鴨神社 流し雛 3月3日はひな祭りで、京都各地で行事が行われました。京都の流し雛では下鴨神社が最も有名で、多くの人で賑わいます。今年は4年ぶりの開催となり、内容も例年通りでした。下鴨神社の流し雛は「さんたわら(桟俵)」と呼ばれる籠に乗せた夫婦雛を御手洗(みたらし)川に流し、子供たちの無病息災を祈る神事です。 下鴨神社 流し雛 本来、雛人形や人形(ひとがた)は子どもたちの厄を代わりに受けてくれるとされ、そうした人形などを川に流すことで厄払いになると信じられてきました。水は穢れを洗い流すもので、特に下鴨神社の御手洗川は、葵祭の斎王代の禊(みそぎ)や、足浸け神事でも知られるように、穢れを払う川として古くから信仰を集めています。なお、雛段に飾られる雛は衣装などもきらびやかで、凝った細工が施されていますが、流し雛は簡素なものが用いられています
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