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bookに関するdazedのブックマーク (876)

  • イタリア人は暗いからこそ明るい – 橘玲 公式BLOG

    ダイヤモンド社と共同で行なっていた「海外投資の歩き方」のサイトが終了し、過去記事が読めなくなったので、閲覧数の多いものや、時世に適ったものを随時、このブログで再掲載していくことにします。 今回は2015年7月公開の「イタリア人は、暗いからこそ明るい」。イタリア的悲観主義が生み出した逆説」です。(一部改変) Pixel-Shot/Shutterstock ****************************************************************************************** 前回は、南イタリア、バール在住の哲学者フランコ・カッサーノの“南の思想”を紹介した。カッサーノによれば、“北”すなわちヨーロッパ近代の特徴は「速さ」と「過剰」にある。それは先進国のひとびとに目も眩むようなゆたかさをもたらしたが、同時に、植民地主義やホロコースト、

  • 【前編】高額療養費制度〈見直し〉問題から明らかになった、「病人VS経済」という対立? - 集英社新書プラス

    医療費が高額になった場合、自己負担額を一定に抑える「高額療養費制度」。疾患当事者や研究者の発信が幅広い批判を喚起し、石破政権時の2024年度〈見直し〉案は、土壇場で一時凍結された。しかし、若干の改善点はあるものの、依然として問題含みの2025年度〈見直し〉案は、さして注目を浴びることもなく、先日衆参両院を通過した。 この一連の出来事、さらに日の現行医療保険制度の問題点を多角的に検証したのが、4月17日に刊行された『高額療養費制度 ひろがる日の〈健康格差〉』(集英社新書)だ。 書の著者で高額療養費制度利用の当事者でもある西村章氏と、近著『増補改訂版 「差別はいけない」とみんないうけれど。』(朝日文庫)で福祉排外主義の問題を取り上げた、文筆家の綿野恵太氏の対談をお届けする(全二回)。なぜ高額療養費制度の問題は、人々の認知がさほど進まなかったのだろうか?  そして、思想的アプローチから見え

    【前編】高額療養費制度〈見直し〉問題から明らかになった、「病人VS経済」という対立? - 集英社新書プラス
  • こころは遺伝する :ロバート・プロミン,田中 文|河出書房新社

    単行 46 ● 363ページ ISBN:978-4-309-31003-9 ● Cコード:0040 発売日:2026.03.27(予定) このの内容 行動遺伝学の世界的権威であるロバート・プロミンの集大成、待望の邦訳刊行! 「生まれか育ちか」の答えが出た! 世界14ヵ国刊行のベストセラー。 ★《ガーディアン》紙年間ベストブック!★ ★世界15カ国刊行のベストセラー!★ 「遺伝か環境か」の答えが出た! 遺伝の影響は歳を重ねるごとに強まる。 家庭も学校も、子どもの将来に違いを生まない。 知能、性格、行動、疾患は、生まれた瞬間に予測できる―― 私たちの心は、いかにして形づくられるのか? あらゆる心理・行動の個人差には遺伝の影響が及んでいることを明らかにし、 その予測までも可能にした〈DNA革命〉。 この革命を最前線で牽引してきた行動遺伝学の世界的権威ロバート・プロミンの 半世紀に及ぶ研究の集

    こころは遺伝する :ロバート・プロミン,田中 文|河出書房新社
  • 【読書感想】葬式坊主なむなむ日記 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    葬式坊主なむなむ日記――檀家壊滅! 還暦すぎて派遣で葬儀に出かけます (日記シリーズ) 作者:松谷 真純フォレスト出版Amazon Kindle版もあります。 葬式坊主なむなむ日記 作者:松谷 真純三五館シンシャAmazon 「派遣で死者を弔う仕事」 喪主に聞かせられない 業界の恥部と、僧侶のフトコロ事情 ――葬式しなくちゃいけませんか? 私は東北地方某県に存する東法院の住職だ。東法院は今から250年ほど前、江戸時代中期に創建された寺院で、先代住職から代替わりしてすでに20年以上が経ち、私は還暦をすぎた。 このように自己紹介をすれば、たいそうな宗教家のように思う人がいるかもしれないが、現在の私は〝派遣僧侶〟としてどうにか暮らしを立てている。 派遣の依頼を受け、現地に赴き、布施を受け取り、導師を務め、経をあげる。後日、受け取った布施の中から、依頼元の派遣会社に手数料を振り込む。 これが私の日

    【読書感想】葬式坊主なむなむ日記 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 二・二六事件はなぜ起き、何を残したのか 事件研究の第一人者らが語る|歴史|中央公論.jp

    事件の背景にあった社会変動 ――1936(昭和11)年に起きた二・二六事件は、今年で発生から90年を迎えました。事件研究の第一人者で、昭和史研究の第一線で長らく活躍されている筒井清忠先生と、近刊『帝国陸軍─デモクラシーとの相剋』(中公新書)が話題の髙杉洋平先生に、この事件を切り口として昭和戦前史についてお話しいただき、そこから現代にも通じる教訓やヒントを見いだしていければと思います。 髙杉 二・二六事件といえば、近代日史上最大のクーデターとして、世間一般には軍国主義的なものが発露した出来事だというイメージがなんとなく存在しています。しかし筒井先生が書かれた『二・二六事件と青年将校』(吉川弘文館)を読むと、実はそうではないことがよくわかるのですね。同書を初めて読んだとき、むしろ普通選挙や二大政党制、平和主義といったものが風靡する、いわゆる大正デモクラシーの社会の中でこの事件の種が蒔かれてい

    二・二六事件はなぜ起き、何を残したのか 事件研究の第一人者らが語る|歴史|中央公論.jp
  • この世界の居心地の悪さについて(芥川賞贈呈式スピーチ)|畠山丑雄

    日はこのような場を設けていただき、誠にありがとうございます。 改めて、芥川賞という、たいへん栄誉ある賞をいただいたこと、嬉しく思います。同時に、少しばかり居心地の悪さを感じてもいます。パーティーというのは、また主賓というのはそういうものだ、それぞれがそれぞれの居心地の悪さを担い合うことでしか、場というものは成り立たないのだ、と言ってしまえばそれだけなのですが、今日はもう少しだけそのことについて考えてみたいと思います。 居心地の悪さ、というのは、ごく簡単に言えば、自分がいるべき場所にいない、ということだと思います。逆に言えば、この宇宙にただ一つだけあるのか、それともいくつもあるのかはわからないけれども、ともかくも自分がいるべき場所に、人型に自分の肉体を嵌めるように寸分たがわず身を置いていれば、居心地の悪さ、を感じることはないはずです。 自分がいるべき場所、と言われて、私が思い浮かべるのは温

    この世界の居心地の悪さについて(芥川賞贈呈式スピーチ)|畠山丑雄
  • 朽ちていくジャーナリズムと孤立を深める人々 - 集英社新書プラス

    2011年4月、福島県飯舘村。「日で最も美しい村」にも名を連ねたその地で、102歳の老農夫がひっそりと自ら命を絶った。穏やかな余生を過ごしていた老農夫にいったい何が起きたのか。2026年1月26日刊行のジャーナリスト・青木理氏の『百年の挽歌 原発、戦争、美しい村』(集英社刊)は、10年近くの長きにわたって飯舘村に足を運び、現場の人々に寄り添って書き上げた渾身のノンフィクションである。東日大震災・原発事故から15年、あれほどの危機に見舞われたにもかかわらず“原発回帰”政策が露わに進められ、それに反対する声も間遠になった。「東日壊滅」の間際に瀕した危機と恐怖はもう人々の記憶から抹殺されてしまったのか。とすれば、私たち日人は深刻なる健忘症にかかってはいないか。 著者の青木氏と思想家の内田樹氏に、忘却の中で劣化するメディア、孤立する現代人、境界線の喪失により迫りくる料問題など、今そこにあ

    朽ちていくジャーナリズムと孤立を深める人々 - 集英社新書プラス
  • 貨幣経済のまき散らす「毒」が人間の営みを根こそぎ壊す- 3・11と水俣① - 集英社新書プラス

    作家の故・石牟礼道子は、福島原発事故の複合汚染に接して、日を「毒死列島」と呼んだ。自身の生涯を費やした水俣の過酷な闘争と重ね、この国はまだ懲りずに同じ過ちを繰り返すのかと。「昔チッソ、今東京電力」といわれ、国策を後ろ盾とする巨大企業がまき散らした毒は、多くの人々の郷土と健康を奪った。そして今もその毒は消えず、命を脅かし続けている。石牟礼と親交のあった田中優子氏(元法政大学総長・近世文学研究)もまた同じ視線に立つ。 福島県飯舘村で起きた、102歳の老農夫の自死を追った、ジャーナリスト・青木理氏のルポルタージュ『百年の挽歌 原発、戦争、美しい村』(集英社刊)では、10年にわたる取材の中で、一人の老農夫の死がやがて多くの犠牲者を生んだ国策の闇につながることを明らかにしていく。お二人の対談は、3・11と水俣を巡って、貨幣による豊かさを得る代償として、私たち日人は何を犠牲にしてきたのかを問い直す

    貨幣経済のまき散らす「毒」が人間の営みを根こそぎ壊す- 3・11と水俣① - 集英社新書プラス
  • 東浩紀『平和と愚かさ』

    東浩紀の『平和と愚かさ』は、読み進める間ずっとわたしの胸を震わせていた。これほどの良書に久しぶりに出会ったと思う。 まったく個人的なことだけれど、2022年頃からなにも言いたくなくなってしまった。年齢的なことや、私的環境のせいもあるかもしれない。でもそれだけではない。一つの契機はたぶん、ウクライナ戦争だった。ロシアの侵攻が始まった時、少なくない人々と同じようにわたしは驚愕し、目を疑い、それからしばらくして、いよいよ来るべき時が来たのかと絶望した。 一番怖いのはインフレではないかと、個人的に思っていた。もちろん、世界は常に緩やかなインフレ状態にあり、それ自体は資主義の健全性を示しているのだろう。しかし急激なインフレとは、貨幣およびそれを裏打ちしている既存システムへの信頼が揺らぐことであって、一旦失われた信用はもしかすると簡単には戻せないかもしれない。わたしたちの生が依存するシステムは、とて

    東浩紀『平和と愚かさ』
  • 「徳川海上権力論 感想 超名著」小川雄さん(講談社選書メチエ) - 肝胆ブログ

    徳川家水軍衆・水上交易の実態について、三河小大名時代から江戸幕府安定期までを通観した書籍が読みごたえ抜群でかんたんしました。 海賊・水軍や同時代の交易等に関心のある方には鉄板のですし、海からの視点で戦国時代~近世の移り変わりを描くというのも斬新で面白かったです。徳川家や毛利家や上杉家なんかは戦国時代~江戸時代を通して変遷を学べるのがいいですね。鎌倉時代~戦国時代を通して学ぶと楽しい足利家や細川家等もそうですが、時代時代でブツ切りにせず長い時間軸のスケールで見るからこその醍醐味があるように思いますわ。 www.kodansha.co.jp ◆近世は「水軍」が連れてきた!◆ 緻密な実証とグローバルな視点による、最新研究の精華 《SHOGUN 将軍》で描かれた按針のモデル・三浦按針がもたらしたものとは何か? 徳川将軍家の権力・権威にとって、軍船は欠かすことのできないものだった。それはなぜか?

    「徳川海上権力論 感想 超名著」小川雄さん(講談社選書メチエ) - 肝胆ブログ
  • 【読書感想】43歳頂点論 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    43歳頂点論 (新潮新書 1106) 作者:角幡 唯介新潮社Amazon Kindle版もあります。 43歳頂点論(新潮新書) 作者:角幡唯介新潮社Amazon 植村直己、長谷川恒男、星野道夫――名だたる冒険家やクライマーが、なぜか同じ年齢で命を落とす。背後にあるのは、歳とともに落ちる体力と上がっていく経験値とのギャップ、すなわち「魔の領域」だ。二十代の頃、「体力の衰えは経験でカバーできる」と語る先達を「心中ひそかにバカにしていた」著者が、五十代を前に「その言葉は衰退の言い訳ではなく真理」だと思い至るまで、極地探検家ならではの圧倒的人間論! 「43歳が人生の全盛期」か…… その年齢を10年くらい過ぎてしまった僕にとっては、今さらそんなこと言われても、と思いつつ、下り坂を降りていくしかないのです。 著者の角幡唯介さんは、「探検家」としてのキャリアを主に語っておられるわけで、「すべての人の人生

    【読書感想】43歳頂点論 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    dazed
    dazed 2025/12/16
  • 「トランプ2.0のアメリカ」民主党編② 挙党的バイデン叩きと「嘆きの党」民主党の今を彩る3冊の「暴露本」 | SPFアメリカ現状モニター | 日米関係インサイト

    第2次トランプ政権立ち上がり後の民主党「無策の1年」、あるいは民主党「戦犯探しの1年」を彩るのは、3冊の暴露である。NBC記者ジョナサン・アレンと議会専門紙「ヒル」の記者エイミー・パーネスによる2024年大統領選挙の記録Fight: Inside the Wildest Battle for the White House(2025年4月1、そしてCNNアンカーで政治記者のタッパーと「アクシオス」記者のトンプソンによるOriginal Sin: President Biden’s Decline, Its Cover-Up, and His Disastrous Choice to Run Again(2025年5月)2、さらにカマラ・ハリス自身による107 DAYS(2025年9月)3である。これらの3冊は、回顧録を鋭意作成中のバイデンのレガシーに水を差しただけでなく、民主党を嘆きと愚

    「トランプ2.0のアメリカ」民主党編② 挙党的バイデン叩きと「嘆きの党」民主党の今を彩る3冊の「暴露本」 | SPFアメリカ現状モニター | 日米関係インサイト
  • 福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会 -加藤喜之 著|中公新書|中央公論新社

    福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会 加藤喜之 著 近年、巨大な影響力を誇るアメリカの福音派。独特の終末論的な世界観を持つ宗教集団・運動は、いつから勢力を拡大し、政治的・文化的闘争に関与していったのか。書は、アメリカの人種差別や中絶・同性婚問題、イスラエルとの関係などに福音派がいかに関わったのかを描く。カーター、レーガン、クリントン、オバマら歴代大統領、そしてトランプたちとの交差も示し、超大国に深い亀裂が入った経緯と現在地を照らし出す。 まえがき序 章 起源としての原理主義第1章 「福音派の年」という転換点――一九五〇年代から七〇年代1 原理主義者と福音派のはざまで2「福音派の年」とカーター大統領3 終末に生きる選ばれし者たち第2章 目覚めた人々とレーガンの保守革命――一九八〇年代1 政治的な目覚め2 モラル・マジョリティの誕生3 レーガン政権と福音派のせめぎ合い――保守革命の裏で第

    福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会 -加藤喜之 著|中公新書|中央公論新社
  • 柳田国男:『遠野物語』が伝える「普通の人々」の生きた歴史と魂の記録

    柳田国男(1875~1962)が現在の岩手県遠野市に残るカッパ・天狗(てんぐ)といった妖怪や山の怪異などの伝承を聞き書きしてまとめた『遠野物語』(1910年刊)は、日の民俗学の出発点となる名著となった。「日民俗学の父」の思想の背景と『遠野物語』の今日的意義を考える。 柳田国男(やなぎた・くにお)は、エリート官僚として働く傍ら研究を重ね、日に民俗学という新しい学問を確立するために尽力し、多くの著作を残した。根底にあるのは、日歴史をつくったのは、有名な偉人ではなく、普通に日々を生きる市井の人々だとする考えだ。 1875(明治8)年、今の兵庫県神崎郡福崎町の辻川で、医師の松岡操(みさお)・たけ夫婦の6男として生まれた。8人兄弟だったが、うち3人は早世し、成人した5人は医者で政治家になった長兄の松岡鼎(かなえ)をはじめ、それぞれの道で一流の業績を残し、後に「松岡五兄弟」として知られた。柳

    柳田国男:『遠野物語』が伝える「普通の人々」の生きた歴史と魂の記録
  • 【書評】「魂を慰めるのは沈黙である」という物語:小川洋子著『サイレントシンガー』

    まさに小川洋子らしい不思議な世界を紡いだ寓話である。主人公の「リリカ」は、決して人前では歌わないが、その声を聴く者に、いつしか心の平穏をもたらしている。物語は、著者が創造した独特で閉鎖的な空間に暮らすリリカの生き方を描いたものだ。そこから何を読み取るか。 「内気な人」ばかりの「アカシアの野辺」 毎日、夕方の5時になると町役場から放送される『家路』が流れてくる。歌っているのは「リリカ」である。まだ少女の頃に、請われて録音されたものだったが、誰も彼女の声とは気づかない。 山の中腹にポツンとある、深い森に囲まれた元別荘地に「アカシアの野辺」と名付けられた共同体がある。住人は「内気な人」ばかりで、人と交わることを避け、周囲を金網で囲って敷地内を開墾し、動物を飼い、ひっそりと自給自足の生活を送っていた。 「魂を慰めるのは沈黙である」という会則らしきものがある。彼らは静寂に最もなじむとされる黒い服を着

    【書評】「魂を慰めるのは沈黙である」という物語:小川洋子著『サイレントシンガー』
  • 【読書感想】令和の米騒動 食糧敗戦はなぜ起きたか? ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    令和の米騒動 糧敗戦はなぜ起きたか? (文春新書 1509) 作者:鈴木 宣弘文藝春秋Amazon Kindle版もあります。 令和の米騒動 糧敗戦はなぜ起きたか? (文春新書) 作者:鈴木 宣弘文藝春秋Amazon スーパーからコメが消え、過去最高の小売価格を記録し、国政のど真ん中に躍り出た「令和の米騒動」。政府備蓄米の放出、輸入拡大によって事態は一時的に沈静化したかのように見えたが、構造的に市場へのコメ供給が足りなくなってきていることが明白になった。温暖化による米の不作もその一因だが、より根深いのは長年にわたって推し進められてきた生産調整政策の限界、低い米価による農家の疲弊、高齢化問題などに積極的な策を講じてこなかった農政の失敗という構造的な要因だ。 この数年でパンデミックを経て戦争が頻発し、アメリカとの関税交渉の中でコメの輸入拡大措置を飲むことにもなった。自給率100%を誇った日

    【読書感想】令和の米騒動 食糧敗戦はなぜ起きたか? ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 大富豪が成層圏に二酸化硫黄を散布し始めたら何が起こるのかを全世界規模で描き出す気候変動SFの傑作──『ターミネーション・ショック』 - 基本読書

    ターミネーション・ショック 作者:ニール・スティーヴンスン,坂村健パーソナルメディアAmazonこの『ターミネーション・ショック』は、『スノウ・クラッシュ』をはじめとした数々の近未来・テクノロジーSFで知られるニール・スティーヴンスンによる最新の気候変動SF長篇だ。現在全世界規模で気候変動が進行していて、信じられないぐらい高温な日々が続いたり、ハリケーンが多発したり、海面が上昇したりと様々な実害がすでに各所で出ているが、そうした気候変動が未来に何を引き起こすのか。また、それにどう対抗するのかといった要素を描き出すのが、「気候変動SF」になる。 数多くいるSF作家の中でもニール・スティーヴンスンはとりわけ大好きな作家のうちの一人であり、読み終えて作は傑作だと思ったが、一方で誰しもにオススメできる作品でもないというのが正直な感想であった。冒頭から二段組で40ページ以上に渡って長々とテキサスで

    大富豪が成層圏に二酸化硫黄を散布し始めたら何が起こるのかを全世界規模で描き出す気候変動SFの傑作──『ターミネーション・ショック』 - 基本読書
  • THE BRADY BLOG:『私労働小説 負債の重力にあらがって』発売

  • クリスチャン・ラッセンと「インテリア絵画」という語彙(それは1993年には存在していた)

    ラッセンをモデルにした直木賞作家による小説の内容について、ラッセン研究を重ねるアーティストが自著との類似を指摘…「小説家による物語の収奪では」「訴えられるリスクを考えてか」などの声 篠田節子『青の純度』の書評を執筆しました。共同通信より全国各紙に配信中です。 書にはラッセンをモデルとする「マリンアートの巨匠」が登場し、ぼくがラッセンの中で述べてきた内容が繰り返し登場します。 そのことに対する疑問について、書評やHP... 一点、事実関係で指摘しておきたいことがあったので記しておく。 書評で指摘されていた類似点に加え、『青の純度』において画家ヴァレーズの作品が「インテリア絵画」と表現されていることについても、自身が「ラッセン」で意識的に使い始めた「インテリア・アート」という言葉を参照にしているのではないかと原田は言う。「ラッセンやリン・ネルソンなどの海洋画を指す『マリンアート』という言

    クリスチャン・ラッセンと「インテリア絵画」という語彙(それは1993年には存在していた)
  • 太田光代が明かしたM-1王者「暴行トラブル」の真相

    「爆笑問題」を筆頭に、多くのお笑いタレントや文化人が所属する芸能事務所『タイタン』の社長になって32年。創業当初は20代後半だった太田光代社長も還暦を越えた。 今日に至るまでの道のりは決して安泰ではなく、次々と見舞われるトラブルに対処してきた日々であった。近著『社長問題!私のお笑い繁盛記』には、事務所を揺るがすような大騒動の他にも、立川談志師匠やSMAPとの関わり、そして宗教二世である自身のことなどが余すところなく書かれている。 『社長問題! 私のお笑い繁盛記』(文藝春秋社) M-1王者・ウエストランド「暴行トラブル」の舞台裏今回は、そんな太田社長の人生を振り返りつつ、いかにトラブルに対処し、現在に至ったかを率直に語っていただく。まずは、未だ記憶に新しい2022M-1グランプリ王者・ウエストランドの河太の不祥事が何故起こったのか。その顛末を伺った。 「2024年4月20日の夜11時頃、

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