北海道のホストクラブでツケを重ねた少女3人が連れて来られたのは、約40軒の“旅館”が並ぶ大阪府和泉市の「信太山(しのだやま)新地」だった。今年4~10月、3人に売春を強要したなどとして、旅館やホストクラブの経営者ら男女14人が大阪府警と北海道警に摘発された。旅館経営の男は日本各地の繁華街を訪ね、ホストクラブのツケで首が回らなくなった女性を探し、売春させる女性を“調達”していたという。男は逮捕後、捜査関係者にこう供述した。「派手な子は金を欲しがる理由が必ずある」。 ■15分7500円、格安で人気 JR阪和線信太山駅から約200メートル。東西に100メートル、南北160メートルのエリアに約40店舗の旅館が所狭しとひしめいているのが、飛田新地(大阪市西成区)などと並ぶ旧遊郭として知られる信太山新地だ。 ただ、女性が顔を見せる飛田新地などとシステムは違う。客の男性が旅館に立ち寄ると、従業員が好
真冬並みの寒気が北海道上空に入り込んで冬型の気圧配置が強まり、札幌市や北海道旭川市、函館市などの平野部で18日、初雪を観測した。 札幌管区気象台によると、旭川市内の初雪は1888年の統計開始以降で最も遅い初雪で、札幌市内は76年に統計を取り始めてから2番目の遅さとなった。 同気象台によると、旭川市内は平年より26日、昨年より46日も遅かった。網走市内は平年より18日、昨年より3日遅く、1933年に並ぶ遅さだった。札幌市内は平年より21日、昨年より4日遅く、最も遅かった1890年11月20日に次いだ。 初雪が遅くなったのは、今月に入ってからも暖かい南風が北海道上空に入り込む状態が続いたのが原因。道内の寒気は今月22日頃にいったん緩むが、週末にかけて再び強まるという。
函館弥生小学校(鳴海裕校長、児童219人)の校舎落成・開校130周年・統合3周年の記念式典が17日、同校で開かれた。全校児童や地域住民ら約400人が出席。節目を祝うとともに、新たな伝統を築くことを誓い合った。 鳴海校長は同校の歴史に触れながら、「これまでの歴史と伝統を引き継ぎ、志を新たに、時代の要請に応える充実した教育活動を展開していきたい」とあいさつ。周年記念事業協賛会長の小笠原金悦さんは「新校舎で、子どもたちが心豊かに学校生活を送っているものと確信している。新たな歴史と伝統を創造していくことを願っています」と述べ、来賓として函館市教育委員会の山本真也教育長が祝辞を述べた。 その後は全校児童が、一言ずつ、同校が歩んだ歴史や校舎での思い出などを発表。「輝く未来へ、みんなの力を合わせ、新たな歴史を作っていきたい」と呼び掛け、最後に「気球に乗ってどこまでも」を元気いっぱいに歌い上げた。 弥生小
【北斗】北海道上磯高校の創立60周年記念式典(創立60周年記念協賛会主催)が17日、同校体育館で開かれた。全校生徒をはじめ来賓など計約400人が出席し、節目の年を祝った。 同校は1951(昭和26)年4月に北海道函館商業高校上磯分校として設立、翌年には独立認可(定時制普通科)された。66年4月から全日制(普通科、家政科)に移行、73年に道立に移管。現在は生活文化科(前家政科)が閉科したが、コース制(進学・総合・ビジネス)や2学期制を導入するなど特色ある教育で地域を支え、6500人を超える人材を輩出してきた。 山崎雅明校長は「60周年を機にこれまで以上に生徒が喜んでさまざまな活動をし、進化する学校となるようにチャレンジしていく」と式辞。高谷寿峰市長も「市内唯一の高校として地域社会の発展に貢献してきた」などと祝辞を述べた。 席上、歴代校長5人、永年勤続職員13人、歴代PTA会長5人、同窓会会長
レース鳩の見た目の美しさを競う「第56回北海道レース鳩品評会」が17日、市内のホテルで開かれた。道内各地から120羽が集結。表情や目、肉付きなどが採点された。出品した愛好家らは審査の様子を食い入るように見つめていた。 日本鳩レース協会北海道ブロック連盟(三浦義昭連盟長)の主催。レース鳩の世界には、出発地点から戻る速さを競うレースと、見た目の美しさなどを競う品評会がある。本道は品評会のレベルが高く、全国大会でも毎年好成績を挙げているという。 この日は函館をはじめ、札幌や小樽、岩見沢などから会員や愛好家150人が集まり、かごに入った120羽の鳩がずらりと並べられた。5クラスに分かれ、それぞれオスとメス別に審査した。 ポイントは、表情や頭部、目、体型の美しさ、バランス、主翼、羽毛の質など。同協会の香取邦俊常任理事らが審査員となり、1羽ずつ手で確かめながら採点していった。 品評会に出場した七飯町の
道総研函館水試(湯川町)は来年度、養殖コンブに関する研究に乗り出す。昨年の道内コンブの大減産を受け、漁業者ニーズに応える。同水試が養殖コンブ研究を事業化するのは約30年ぶり。道南の現状把握と、問題発生時の連絡を円滑に行うためのネットワーク体制を構築し、安定生産を実現する。 同水試では1985年まで養殖コンブ研究に取り組んだ実績があるが、その後は生産技術が安定したため、事業化されなかった。ただ、養殖コンブに穴あき症被害が大規模発生した98年には、水産技術普及指導所や大学などと連携して解決に当たるなど、その都度対応してきた。 昨年の道内のコンブ漁獲量は1万5362トン(道漁連まとめ)と過去最低。産地別では、函館はほぼ平年並みの6152トンだったが、他の主産地は軒並み減産を強いられた。これを受け、道総研として対応する方針を決め、道内7カ所ある水試のうち函館、稚内、釧路で事業を始める。函館水試は「
津軽海峡に面する三菱マテリアル青森工場(青森県東通村)で10月から始まった震災がれきの焼却処理に関する学習会(道南がれき問題を考える会主催)が17日、函館市亀田福祉センターで開かれた。同会の長谷川昭一代表が、下北で核を受け入れる問題点を指摘した。 約40人が参加。同工場では10月10日から、岩手県野田村のがれきの本格的な受け入れを始めた。1日当たり20トン、計2500トンを搬入し、焼却処理する。 長谷川さんは、同工場が函館まで直線で約70キロの距離にあり、五稜郭タワーから肉眼で見えると近さを指摘。焼却しても放射性物質が除去できないことや、空間放射線量に異常が出ていること、約50キロ離れた地点で健康被害が出ている事例を示し、下北でがれきを燃やすと「風向きによっては函館を直撃し、雨が降れば有害物質をまき散らす」と警鐘を鳴らした。 体内に放射性物質を取り込むと、放射線を出し続け細胞を傷つける内部
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く