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津波想定し競馬場に避難 函館 (11/17 16:00) 函館競馬場で初めて行われた深駒町会の避難訓練 【函館】函館市深堀町と駒場町の住民らでつくる深駒町会による、地震を想定した避難訓練が16日、初めて函館競馬場で行われた。 市は同競馬場の駐車場を避難場所として指定しているが、同町会は東日本大震災後、災害時の避難場所を見直し、競馬場の構内や建物も避難場所として使えるよう昨年10月、独自に日本中央競馬会(JRA)と覚書を交わした。 この日の訓練には住民56人が参加。それぞれ自宅から徒歩で、競馬場の2階にある馬券売り場隣のホールに避難した。避難は15分で完了した。 同町会によると、競馬場の駐車場は海抜が低いため、住民から津波に襲われた時の避難を懸念する声が上がっていた。同町会の佐藤実会長(76)は「建物に避難できれば、津波にも対応できる」と話した。(生田憲) < 前の記事 | 次の記事 >
映画館用ポップコーンに 厚沢部 (11/16 16:00) 厚沢部町農業活性化センターで自然乾燥させているポップコーン用トウモロコシ 【厚沢部】厚沢部産トウモロコシのポップコーンが映画館に―。札幌で総菜店などを運営する食品製造・販売業の「シーピーエス」が、町内の農家と提携し、厚沢部産ポップコーンの商品開発を進めている。トウモロコシは10月に収穫。高品質な北海道ブランドのポップコーンに仕上げ、12月以降、東京の映画館で試験提供する。 国内で16館のシネマコンプレックスを運営する「ティ・ジョイ」(東京)が、食で他の映画館と差別化を図ろうと、ポップコーンのブランド化を検討。北海道のトウモロコシに目を付け、シーピーエスに協力を依頼した。 シーピーエスは道南の農業に詳しい函館ベンチャー企画企業組合の大久保彰之代表理事とともに、4月に厚沢部町のトウモロコシ生産農家、相良一之さん(60)に栽培を依頼。新
■ぶた丼あり昆布あり ジンギスカン、十勝ぶた丼、マジックスパイススープカレー、函館塩ラーメン……飲食店のメニューじゃない。がごめ昆布、男爵、とうきび、富良野メロン、おたるワイン、ソフトカツゲン、黒い恋人、北の誉、ガラナ。これらはすべて北海道の「ご当地味」キャラメルの名前。ほかにもテレビ父さん、マルヤマン、クラーク博士のような「ご当地キャラ」のキャラメルもあって地域カラーは満開だ。 キャラメルは16世紀にポルトガル人が伝えた「カルメラ」が祖形とされるが、九州には「キャラメル王国」と呼ばれる県がある。森永製菓の森永太一郎、江崎グリコの江崎利一、そしてバナナキャラメルで知られた新高製菓の森平太郎。いずれもキャラメルで成功した製菓会社の創業者で、3人そろって佐賀県の出身だ。 北のキャラメルも負けていない。古谷製菓が先がけなら、1952年にディズニーのキャラクターを使い「バンビミルクキャラメル
函館市交通部は16日、市電運行100周年を記念したロゴマーク入りの系統板を導入した。超低床電車「らっくる号」2台を除く営業車28台に導入。来年6月29日の記念日に向けて、市民や観光客の機運を高める。 漢数字の「百」をあしらった記念ロゴマークは、公立はこだて未来大の学生らがデザイン。系統板は2系統は赤、5系統は青のロゴマークを入れた。系統板を使用しない「らっくる号」は10月から車体に大きくラッピングして掲示している。 駒場車庫では、職員が現役車両で最も古く、今年で〝60歳〟になった「530号」の系統板を入れ替え、同日から順次、新しい表示の電車が市内を走った。同部事業課は「100周年の記念に向けて、市民に広く周知を図りたい」とし、来年1月以降にはロゴマークを採用した行き先を表示する方向幕を取り付ける。 同部は、記念事業の一環として「路面電車開業100周年記念キャッチコピー」の募集を12月20日
函館大妻高校(池田延己校長、生徒426人)で16日、同校が所有する日本最古とされる国産ピアノを使った演奏会「大妻メモリアルピアノコンサート」が開かれた。市民ら60人が来場。一流音楽家によるピアノとバイオリンの澄んだ音色に聴き入った。 このピアノは国内のピアノ製造元祖、西川虎吉が明治10年代ごろ造ったとされる「西川ピアノ」。2007年に同校で見つかり、修復を終えた09年から毎年コンサートを開催。昨年から希望者を公募している。 出演したのは札幌交響楽団バイオリン奏者、石原ゆかりさん=函館出身=と、函館のピアニスト高実希子さん。石原さんはエルガーの「愛のあいさつ」を軽やかに奏でると、フォーレの「シチリアーノ」「エレジー」では哀愁ある調べを響かせた。高さんも、石原さんの熱演を引き立てる繊細な伴奏を披露。来場者は奥深い〝明治の音〟に耳を澄ませていた。 前のページにもどる ニュースをもっと読む ご注意
【森】高級珍味・薫製の製造を手掛ける「ダイカスモーク」(森町東森町、大塚悦郎社長)で、年末年始に需要が高いソフトサーモンの加工作業が盛んだ。色鮮やかなサーモンを手作業で1枚ずつ並べている。 サケの生臭さを消す調味料を使い、味付けは塩のみ。手作業にこだわり、うま味と香りを凝縮した同町の特産品だ。独自製法でスモークしたサーモンは、機械で薄くスライスし1袋500㌘(約40枚入り)ごとにパック詰め。真空包装後、化粧箱に入れて関東、関西方面に出荷。贈答用として人気があるという。 16日は加工場で、パートも含め4人で作業。常務の照子さん(74)は「刺し身でもマリネにしてもおいしく食べられます。お正月に家族みんなで食べてもらえれば」と話す。 同社はスモークサーモンやサケチップス、フレークなどサケ加工品が主力。原料サケは国産、輸入合わせて年間約300㌧を使う。 前のページにもどる ニュースをもっと読む
函館財務事務所(武本雅臣所長)は15日、7~9月の経済概況「道南経済レポート」を発表した。好調な観光客の入り込みを受け、「観光」の判断を上方修正したものの、残暑の長期化の影響で「個人消費」が低調だったことから、総括判断は「依然として一部に厳しい状況がうかがわれるものの、緩やかに持ち直しの動きが続いている」と据え置いた。 個別の項目で「個人消費」だけ判断を引き下げた一方、「観光」は2期連続で上方修正。「住宅建設」など6項目は判断を据え置いた。 個人消費の判断は、乗用車販売で需要に落ち着きがみられることから、「引き続き力強さに欠ける」とした。例年にない暑さが続いたことで、管内の主要大型小売店(7社)の売上高は前年同期比1・7%減。秋物の衣料品の動きが鈍かったことが響いた格好。 その一方で、食料品スーパー(4社)の飲料と氷菓、ホームセンター(3社)のレジャー用品や扇風機が好調。ただ、全体では前年
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