「ねぶたの海上運行」 来夏の函館港まつりで実現 (12/21 16:00) 青森ねぶた祭の最後を飾る海上運行。その年に入賞したねぶたが洋上を進む=2011年8月7日、青森港 【函館】青森ねぶた祭(8月2~7日)を締めくくる幻想的な「ねぶたの海上運行」が、来夏の函館港まつり(同1~5日)で初めて行われる。陸上のねぶたと違い、海上運行は死者の魂を弔う「灯籠流し」に相当する厳かな行事だ。青森市外で見せたことはないが、青森市は関係団体と協議し、「長い付き合いのある函館なら」と、1回限りで応じる方針を決めた。 青森ねぶた祭で最終日に行われる海上運行は、その年に入賞した大型ねぶた5台が青森港を台船で回る。1947年から続く。 来年の函館港まつりでの海上運行には、中型ねぶた1台が参加する。初日の8月1日の夜、花火大会前に30分ほど、洋上を台船で回る予定。青森市の引き手とおはやし約30人が乗船し、演奏に合