函商高、豚肉料理「ザリージ」の「復刻」で最高賞 道高校商業クラブ大会 (09/02 16:00) 表彰式で賞状を受け取る中村副部長(右)。中央は小板部長 【北斗】函館商業高の商業研究部(小板明日香部長、部員16人)が、先月北斗市で開かれた第50回北海道高校商業クラブ研究発表大会で、函館・大門地区でかつて売られていた豚肉料理「ザリージ」を復活させ函館の新たな名物料理にしようと取り組んだ経緯を発表し、最高の総合賞を受賞した。同部は、11月に旭川市で行われる全国大会に10年ぶりに出場する。 8月28日に北斗市総合文化センターで開かれた大会には、商業クラブのある全道の商業系高校13校が出場し、1年間かけて取り組んできた課題についてスライドを使って12分間で発表した。 ザリージは下味をつけた豚肉を揚げた料理。1940~50年代ごろ、大門の中華料理店で広く提供されたが、今ではその存在はあまり知られてい
函館が舞台「そこのみにて光輝く」呉さん監督賞 モントリオール映画祭 (09/02 07:31、09/02 11:47 更新) カナダのモントリオール世界映画祭で最優秀監督賞を受賞した呉美保監督(中央)と主演の綾野剛さん(右)、池脇千鶴さん=1日 【モントリオール共同】カナダで開催中の第38回モントリオール世界映画祭で1日夕、吉永小百合さん主演の「ふしぎな岬の物語」(成島出監督)が最高賞のグランプリに次ぐ審査員特別グランプリを受けた。「そこのみにて光輝く」の呉美保監督が最優秀監督賞を受賞した。 「そこのみ―」は、函館市出身の作家の故・佐藤泰志さんの長編小説を綾野剛さんと池脇千鶴さん主演で映画化。撮影は昨年、市民が協力し函館、北斗両市で行われた。4月から各地で公開されている。呉監督は三重県出身の在日韓国人3世。 「ふしぎな―」は、吉永さんが初めて企画も手掛けた。岬のカフェの女店主と集う人々との
受賞の喜びを語った主演の綾野剛&呉美保監督&池脇千鶴 現地時間1日にカナダで行われた第38回モントリオール世界映画祭授賞式にて最優秀作品賞に次ぐ最優秀監督賞を受賞した映画『そこのみにて光輝く』の呉美保監督が歓喜のスピーチを行い、呉監督と共に映画祭に参加した主演の綾野剛とヒロイン役の池脇千鶴も喜びのコメントを寄せた。 【動画】映画『そこのみにて光輝く』予告編 最優秀監督賞受賞は、根岸吉太郎監督の映画『ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~』(松たか子、浅野忠信)以来5年ぶりの快挙。呉監督は「賞の名前は『監督賞』という名前ですが、ひとりでとれるものではなくて、みんなの力があってこそのものだと思います。みんなでここまでこれたし、本当に良かったなと思います。この映画の原作を書かれた作家・佐藤泰志さんは芥川賞候補に何度もノミネートしながらも賞に恵まれず、不遇の死をとげました。この賞を獲得し佐藤さんが報われ
司馬遼太郎の小説『菜の花の沖』に主人公となったことでも知られる豪商の高田屋嘉兵衛だが、その8代目を継ぐ高田菜々さん(36)は、嘉兵衛のおかげで苦労したという。 * * * 司馬遼太郎さんの『菜の花の沖』の主人公になった高田屋嘉兵衛は、北方交易や択捉島(えとろふとう)開発などで活躍した豪商です。ロシア修好の先駆けにもなりました。 でも嘉兵衛って、みんなあまり知らない。嘉兵衛について熱く語ってくださるのは、経営者か司馬遼太郎ファン、あとは高田屋の本店があった北海道・函館の人くらい。 私も東京で生まれ育ってますし、嘉兵衛とは何の関係もなく暮らしていました。豪商だったって言われてもねえ。うちはただの一般家庭だし、ピンときません。 高田屋は、2代目のときにロシアとの密貿易の疑いをかけられて、幕府にほぼ全財産を没収されています。それでも残った財産で商売を続けていたんですけど、高田屋という店があった
カナダで開かれている「モントリオール世界映画祭」で、女優の吉永小百合さんが初めてプロデュースした日本映画、「ふしぎな岬の物語」がグランプリに次ぐ審査員特別グランプリを受賞しました。 「ふしぎな岬の物語」は千葉県の岬に実在する喫茶店を舞台に、店に集う人たちと女優の吉永小百合さんが演じる女主人との心温まる交流を描いた作品で、吉永さんが初めてプロデュースしました。 また、函館を舞台に大勢の市民が撮影に参加した映画、「そこのみにて光輝く」の呉美保監督が最優秀監督賞を受賞しました。 「そこのみにて光輝く」は函館出身の作家、佐藤泰志さんの小説が原作で、夏の函館を舞台に格差社会を生きる若者が愛を求めてさまよう姿を描いています。
【上ノ国】町内の海を泳ぐエゾシカが見つかり、「初めて見た。びっくり」と住民の間で話題だ。 目撃されたのは8月29日午後5時半ごろ。町内大安在と木ノ子地区をつなぐ海岸沖合に現れた。 近くの農家が見つけて、近所の住民が集まって見守った。現場に居合わせた役場職員の竹内宏さん(43)は「結構遠くの沖合で帰って来られないのではと心配した」と語る。 目撃者によると、300~400㍍沖合を横切るように1~2㌔泳ぎ、日暮れとともに姿を消したという。様子を記録したビデオでは、滝沢小学校付近にいったん上陸し、再び海に勢い良く飛び込んで沖合に向かう場面も。映像では左の角に糸かロープらしきものがついているのが確認できる。 桧山振興局環境生活課の坂村武課長によると、このシカは雄の1~2歳で「洞爺湖の中島にいる雌をめがけて繁殖時期に泳いで渡る雄がいる。ただ海で泳ぐのは聞いたことがない。なぜ泳いだのか分からないが、若い
レール幅の検査データ改ざんや脱線事故などJR北海道のたび重なるトラブルを受けて設置した第三者委員会「JR北海道再生推進会議」の委員が1日、五稜郭車両所などを視察した。日本経団連副会長で日本郵船会長の宮原耕治議長をはじめとする委員7人(代理2人)、国土交通省、同社の島田修社長ら約20人が訪れ、作業工程を見たほか、現場管理者と意見をかわした。 国からの事業改善命令・監督命令を受け、再生に向けての助言、監視などをする第三者委員会による「同会議」を6月に設置し、これまで2度の会合を実施。視察は初めてで、事故が相次いだ道南で行った。 同社によると、午前中は一連の問題の発端となった大沼駅を視察。脱線現場やコンクリート製枕木の設置状況、レール異常を調べる「トラックマスター」のデモンストレーションを見たという。 午後は車両の検査・修理を行う五稜郭車両所に移動。同2時ごろ、島田社長が案内し、担当社員から説明
道南のグルメと文化を楽しむ「道南フェスティバル」が8月31日、函館元町公園で開かれた。道南の食材を使用した料理の販売や、書道パフォーマンスなどが行われ、家族連れなど大勢の客でにぎわった。 函館青年会議所(國本直弘理事長)が主催。市民に地元の食材や文化について知ってもらい、発信するきっかけにしてほしいと企画した。今年で3回目。 フードエリアは46店が出店。各店舗が道南の食材を使い工夫を凝らし、通常は店のメニューにない料理を提供した。本町の居酒屋、地元家はイカ味噌焼きそばを考案。香ばしいにおいに誘われ客が行列していた。 この日配られた冊子には、店のメニューとともにQRコードを記載。読み取るとレシピがわかり、家庭でも同じ味を再現できるようにした。 200人限定でエゾシカ肉の生ハム風ローストを無料で振る舞うコーナーには長蛇の列が出来た。市内から来た濱田結さん(33)は「初めて食べたけど、すごくおい
渡島管内の14漁協で構成する渡島管内漁業協同組合長会(会長・山崎博康上磯郡漁協代表理事組合長)は1日、函館市の大間原発建設差し止め訴訟に100万円を寄付した。山崎会長(68)は「大間原発で事故が起きたら沿岸の漁業はだめになってしまう」と話し、工藤寿樹市長に目録を手渡した。 同組合長会は、大間原発建設の公開ヒアリングが行われた2005年から、経過を注視。11年の福島第一原発事故発生後は、建設凍結を求める決議を採択し、電源開発へ建設凍結を申し入れたほか、同漁協組合長会への働き掛け、函館市を中心とした要請行動にも歩調を合わせて活動している。構成団体のうち、函館市内の5漁協でつくる協議会が7月に200万円を寄付し、今回の寄付は8月の組合長会で決定した。 山崎会長のほか、同組合長会事務局長のぎょれん函館支店の渡部勲支店長らが市役所を訪れた。工藤市長は「大変心強い」と感謝する一方で「福島県の漁業者のひ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く