泉沢駅のホームで列車を見送る山本金次郎さん。帽子やコートは旧国鉄時代のものという=北海道木古内町で、遠藤修平撮影 JR北海道・江差線 山本金次郎さん「まるで汽車みたい」 3月26日に北海道新幹線が開業するのに伴い、並行在来線として経営がJR北海道から第三セクター「道南いさりび鉄道」に引き継がれる江差線(五稜郭−木古内)。同線の泉沢駅(北海道木古内町)で長年、列車の発着を見守り、「花の駅長さん」として親しまれてきた山本金次郎さん(90)が3月末で引退する。【遠藤修平】 「365日休みなし。まるで汽車みたいだな」。午前7時44分発の木古内行き列車を見送った後、山本さんは駅舎のストーブにあたり、帽子の雪を払いながらぽつりと言った。冬は毎朝7時ごろ出勤し、列車の発着が多い午前10時ごろまで乗客を迎える。「今ではこの駅から乗る人も数えるばかり。寂しいね」
東海道新幹線の車内で昨年6月に起きた放火事件を受け、JR6社は、可燃性の液体の持ち込みについて現在のルールを見直し、一切の持ち込みを禁止する方針を固めた。 北海道新幹線(新青森―新函館北斗間)の開業に合わせて各社がダイヤ改正を行う3月26日から適用する方向で調整している。 列車への危険物持ち込みは鉄道営業法で禁じられているが、「旅行中使用する少量のものを除く」との例外規定がある。このため、JR各社は、灯油やガソリンなど可燃性の液体であっても、3キロ・グラム以内は持ち込みを認めている。 放火事件では、男がポリタンク入りのガソリンをかぶって焼身自殺し、乗客1人が巻き込まれて死亡。国土交通省は、JR各社にルール見直しを指示していた。 ただ駅や車内での手荷物検査は難しく、JR東海では、新幹線の客室内に防犯カメラの設置を進めるなど抑止力を高めようとしている。
北海道新幹線を利用する観光客を胆振日高地方に呼び込むため、噴火湾を横断する定期航路を実現しようと、中型の高速船を使って利用客がどの程度確保できるか実証実験が行われることになりました。 これは、苫小牧市などが実現に向けて検討を進めているもので、来月開業する北海道新幹線の沿線から離れた胆振日高地方にも噴火湾を横断する2次交通を整備することで観光客を呼び込むのがねらいです。 去年、小型のクルーザーを使って新幹線の発着駅に近い道南の森港と室蘭港を船で結ぶ実証実験を行いましたが、定期航路化に向けてはより多くの客を運べるようにすることが必要だとして、3月、中型の高速船を使って利用客がどの程度確保できるか実証実験を行うことになりました。 船は羽幌沿海フェリーの所有する130人乗りの高速船を借りることにしていて、費用は地方創生に向けた国の交付金が充てられるということです。 実証実験では、海外のメディアや旅
三月に北海道新幹線が開業するのに伴って廃止される寝台特急カシオペア(写真、上野-札幌)について、JR東日本などが六月以降、青函トンネルを通って北海道に向かうツアーのための団体列車として復活させる方針を固めたことが、JR関係者への取材で分かった。カシオペアの名称も存続する見通しで、全室個室の豪華列車は引き続き人気を集めそうだ。 本州と北海道を結ぶ青函トンネル(五三・八五キロ)は北海道新幹線の開業後、電圧が新幹線用に変更される。カシオペアを引っ張る在来線用の電気機関車は走れなくなることなどから、JR東とJR北海道は寝台特急としての継続を断念した。 JR東は廃止後、管内を周遊する列車としての活用を検討する一方、北海道への運行継続を模索。関係者によると、JR貨物が新たに開発した機関車を六月以降、青函トンネルを走るため借り受け北海道も運行できることになったという。
JR東日本は、3月20日札幌発をもって廃止を決めていた寝台特急「カシオペア」を団体専用列車として復活させる意向を固めたことがわかった。複数のメディアが報じた。 北海道新幹線の開通に伴い、北海道と本州を結ぶ青函トンネルの架線の電圧を20,000ボルトから25,000ボルトに上昇させることなどの理由で走行が難しくなるため廃止せざるを得なかったものの、JR貨物から牽引するEH800形電気機関車を借り受けることで運転が可能となった。 「カシオペア」は1999年にデビュー。12両編成で全室がA寝台個室となっており、上野発最後尾にあたる1号車に1室だけ設けられている「カシオペアスイート」はデビュー当初から発売開始時刻に瞬時に売り切れるなど人気が高いことで有名だった。 運転計画の詳細は改めて発表する計画。 (写真:EX-TRAIN) ⇒詳細はこちら
■大会名称 GREAT EARTH 第7回みなみ北海道駒ケ岳一周ライド ■開催予定 2019年 9月29日(日) ■主催 みなみ北海道駒ヶ岳一周ライド実行委員会 (環駒ヶ岳広域観光協議会、函館サイクリング協会、函館大沼プリンスホテル、アルゴ、デポルテ) ■募集人数 500名 ■大会会場 スタート/ゴール:大沼国定公園特設会場 受付:大沼婦人会館 前夜祭:函館大沼プリンスホテル ■大会ナビゲーター 片岡由衣 ミスユニバース北海道代表 豊澤瞳 ■駐車場 ユーカラパーキング(400円/当日払い) ■オフィシャルホテル 函館大沼プリンスホテル ■参加資格 自転車に乗る事ができる健康な男女、サイクルライト着用、ヘルメット着用義務、道路交通法順守できる方 小学生以下保護者同伴/高校生以下は保護者の同意が必要 ■事前確認ハガキ 開催1週間前までに確認ハガキをお届けします。配送不良等で万が一届かない場合で
【解説】 いよいよこの春、北の大地に新幹線が走ります。新青森駅と新函館北斗駅の間で3月26日に開業する北海道新幹線です。新函館北斗と東京の間は最速4時間2分、仙台との間は2時間半。函館から東北や関東までが「日帰り圏」に入ってしまうというので驚きです。そこで今回は、今の私たちと同じように当時の人たちが驚いたであろう、北海道への旅のスピードアップを報じる記事を探してみました。 1932(昭和7)年5月の記事です。一気に3時間短縮とはすごいですね。 本文の書き出しは「スピードの沙ばく東北、北海道地方」。のっけからずっこけてしまいます。当時の記者は、待望の新しい特急を紹介するにふさわしい文句は何かと考えたのでしょうが、これはいただけません。不毛地帯とでも言いたげな、東北、北海道への差別的な意識を感じます。たしかに東海道線など他の主要な幹線に比べると開発は遅れていたということがあったとしても、「旅行
3月26日に開業する北海道新幹線の指定席切符が今月26日午前10時に発売される。他地区の例を基にすると一番列車は1分以内に完売となることが予想され、開業日の指定券が〝プラチナチケット〟となるのは必至だ。一斉発売に先がけ、JR東日本はインターネットを通じて特急券の予約ができる「えきねっと」で、19日午前5時半から事前受け付けを開始する。 JR西日本によると、昨年3月に開業した北陸新幹線では、東京―金沢間を最速で結ぶ「かがやき」の初便の指定席券が25秒で完売。最上級車両「グランクラス」は、開業日に運行した31往復の1116席が20分以内に売り切れたという。 26日から全国の「みどりの窓口」などで一斉発売となる北海道新幹線の一番列車のチケットは、旅行会社の団体枠がない。入手できるかどうかは発売後の一瞬の差で決まることから、JRの駅窓口には当日、多くの希望者が殺到することが想定される。JR北海道は
函館市西桔梗町でトマト農園を営む若松健二さん(68)はこのほど、ビニールハウスの暖房システム「薪ストーブ及び温水供給装置」を考案し、このほど特許を取得した。熱効率の良さが特徴で、廃材も燃料として活用できるため燃油コストの削減効果も期待される。今後、鉄工業者に製造を委託し、市販化する計画だ。 同システムは温水タンク付きまきストーブを熱源とし、タンク内の水を加熱して、温水を循環させる仕組み。 まきストーブを使った類似システムの特許事例はあるが、若松さんが考案したのは、まきをくべる燃焼室と温水タンクが接着した造りとなっており、排煙の熱も加熱に利用する。類似の暖房設備と比べタンクに貯めた水を短時間で効率良く暖め、まきを燃焼する際に発生する黒煙を低減させた点などが特許の決め手となった。ハウス内では畑地に配管し、循環する温水で土や室内を暖める。 若松さんはもともと物づくりが好きで、日頃から農業のコスト
函館市は空家対策特別措置法に基づく「市空家等対策計画」の素案をまとめた。空き家が多い西部地区と中央部地区を重点対象地区に設定。2016年度から5年間の計画期間に、同地区で50戸の空き家や除却後の土地の活用、倒壊の恐れのある特定空家120戸の解消を図る。市は新年度予算案に空き家解体補助制度を新設するなど、関連予算を計上している。 17日に市役所で開いた市空き家等審議会(会長・米塚茂樹弁護士)で素案を了承した。内藤敏男都市建設部長は「計画の取り組みを進めることで居住環境の改善と地域活性化につながると考えている」と述べた。 各種統計や調査などによると、全市の空き家戸数は約2万3000戸あると推計される。1ヘクタール当たりの空き家密度は全市平均で約9戸だが、西部地区が約28戸、中央部地区が約12戸と多い状況にあり、早期改善と街なか居住を促進する観点から両地区を重点対象地区に設定した。 居住可能な空
道南と青森でまちおこしに取り組む女性たちのグループ「津軽海峡マグロ女子会(通称・マグ女(じょ))」が10月1日~11月15日、青函の各地域で多彩な観光プログラムを展開する「セイカン●博覧会」を開催する。北海道新幹線開業を契機に、津軽海峡圏の周遊観光を盛り上げたい考えだ。 同会のメンバーは道南と青森合わせて68人。飲食店経営者、銀行員、自治体職員など、さまざまな職種の女性で構成する。 同博覧会は、期間中にそれぞれの地域のメンバーが企画したプログラムを展開し、地元の文化、歴史、グルメなどを発信する。木古内町ではメンバーがガイドするまち歩きや寒中みそぎの体験、青森県五所川原市では地元マグ女お薦めの店をはしごする「ほろ酔い散歩」など、各地で50~60のプログラムを用意する。 3月7、8の両日には、同博覧会のPRとともに新幹線開業を盛り上げようと、メンバー8人による「マグ女が勝手に盛り上がる! 北海
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く