青森県大間町で建設が進められている大間原子力発電所について、函館市などに住む市民のグループが国や事業者に建設の差し止めを求めている裁判の判決がことし3月19日に言い渡されることになりました。 大間原発は使用済み核燃料から取り出したプルトニウムとウランと混ぜてつくる「MOX燃料」のみを燃やす世界で初めての商業用原発です。 津軽海峡を挟んで最短20キロ余りの距離にある函館市などに住む1100人を超える市民のグループが原告となり、「世界に例のない原発で事故が起きれば道南地域への被害も計り知れない」などとして国と事業者の電源開発に建設の差し止めを求めていて、函館地方裁判所で続いていた審理は去年6月に終わりました。 そして、この裁判の判決がことし3月19日午後3時から函館地方裁判所で言い渡されることが決まりました。 大間原発をめぐっては、函館市も国と事業者に建設中止を求める裁判を東京地裁で起こしてい
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