本サイト内に掲載の記事、写真などの一切の無断転載を禁じます。 ニュースの一部は共同通信などの配信を受けています。すべての著作権は北海道新聞社ならびにニュース配信元である通信社、情報提供者に帰属します。
2000年に北海道函館市に開学した公立はこだて未来大は、中部9県の国公立大にはない情報科学系の単科大。自ら問題を発見し解決する力を養う課題解決型学習(PBL)を、全国に先駆けて02年から進めてきた。PBLが一部の学生や、短期間にとどまる大学が多い中、情報科学に特化して集まった技術や人材を駆使し、地域社会の課題と向き合う函館発「未来大」式とは―。(北村希) 【はこだて未来大】地域単独の国公立大設置を目指した、北海道函館市と現在の北斗市、七飯町で2000年4月に開学。システム情報科学部のみの単科大。21年度は学部生1088人、教員69人。入学生は、道内133人、道外115人。授業料は年間53万5800円。主な就職先は、70%以上が情報通信業。22年度募集人員に占める総合型・学校推薦型選抜の割合は33%と、国公立大合計の22%を大きく上回る。 ガラス張りの五階建てキャンパス。モニター画面を前に学
市立函館保健所は6日、函館市内で新たに1人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。市内での感染者確認は昨年12月1日以来。同保健所はオミクロン株に感染した疑いがあるとして、検体を道立衛生研究所(札幌市)に送った。オミクロン株の感染が確定すれば、渡島・桧山管内では初めてとなる。市内の感染者は累計1694人となった。 同保健所によると、感染者は函館在住で年代、性別ともに非公表。年末年始に道央地域に帰省し、函館に戻った1月3日に発症。感染経路は不明。函館市内での濃厚接触者はいない。症状は軽症で、市内の医療機関に入院している。 同保健所は「国内でオミクロン株の感染が相次いで確認されている。引き続き『三密の回避』『マスクの着用』『換気』など基本的な感染防止対策を徹底してほしい」とし、「体調に不安を感じるときは旅行や帰省、イベントなどの外出や移動を控えて」と呼び掛けている。 今年初めての感染者発生を
函館市内に昨年、54年ぶりに誕生した酒蔵「五稜乃蔵」(亀尾町28)で5日、日本酒の初搾りが行われた。同町内で生産された酒米「彗星」を使った純米酒(精米歩合70%)で、新酒は「五稜」として今月28日にも市内や近郊の酒店などに並ぶ。 同酒蔵は上川大雪酒造(上川管内上川町、塚原敏夫社長)が製造、「函館五稜乃蔵」(漆嵜照政社長)が販売などを担い、昨年11月に完成。12月中旬に初仕込みを行った。この日は午後1時半ごろから、もろみを圧搾機で搾り、原酒のフレッシュな香りが酒蔵に漂った。 試飲した総杜氏(とうじ)の川端慎治さんは「コメの特長が良く出て、ふくらみがあって香りが高いのに、すっきりした味に仕上がった。会心の出来」と笑顔。漆嵜社長も「地元が待ち望んだ酒。早く届けたい」と意気込んだ。 原酒のアルコール度数は18度で、加水で調節し瓶詰めするという。初回は3000本(720ミリ換算)で、28日から30日
【七飯】七飯町の蓴菜(じゅんさい)沼で5日、氷上ワカサギ釣りが始まった。オープンを待ちわびた多くの家族連れが、冬の風物詩を楽しんだ。 運営する大沼漁協によると今年の釣果は好調で、例年に比べて大きい6~9センチ程度が釣れるという。家族3人で訪れ、入れ食い状態となっていた大中山小5年の加藤心穏さん(11)は「毎年楽しみにしている。たくさん釣れると楽しい」と笑顔だった。 期間は3月中旬までを予定し、営業時間は午前8時~午後4時。遊漁料は高校生以上600円、小中学生300円、幼児無料。道具一式がそろったレンタルセットは500円。唐揚げのサービスは100グラムまで300円。 同漁協は「餌をこまめに交換し、当たりを見逃さないようにするのが釣りのポイント。暖かい格好で楽しんで」と呼び掛ける。問い合わせは同漁協の担当者(080・4040・7575)へ。 その他の新着ニュース 函館のコロナ感染、累計3000
東京・上野と札幌を結ぶ寝台特急として親しまれた「北斗星」の車両が、北斗市で宿泊施設に生まれかわることになり、オープンに向けて準備が進められています。 青い客車の寝台特急として親しまれてきた「北斗星」は、2015年8月、車両の老朽化や北海道新幹線の開業などに伴って引退しました。 北斗市では、地域のシンボルにしようと、市民団体が寄付を募ってJR北海道から車両2両を買い取り、一般開放していましたが、泊まってみたいという要望が相次いだことから、車両の管理運営を行う会社が宿泊施設にリニューアルすることを決めました。 車両は、あらためて塗装されたほか、換気の設備などが改修されましたが、2段ベッドの客室やシャワー室、洗面所などは、当時のままの状態で利用できるということです。 このほか、近くに設置されたトレーラーハウスでは、車両を眺めながら宿泊できるということです。 運営会社の澤田導俊代表は、「列車ファン
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く