エンジニア向けの転職および学習サービスを手がけるpaizaが、Pythonを使った機械学習技術の学習コンテンツ「ロシアの美少女ハッカーによるAI機械学習入門【CV上坂すみれ】」を公開した。 実際にPythonと画像認識技術を使いながら機械学習を学習できるそうで、環境設定を行うことなしにブラウザから機械学習を体験できるという。 Python、AI・機械学習、上坂すみれに興味がある方はこの機会にどうぞ。
Jeff Atwoodは、「インターネットがあれば、いかなる国に住んでいても、またいかなる言葉を話していようとも、ネイティブな言語で利用できる知識を蓄積して増やしていくことは可能であり、また可能であるべきなのだが、一方プログラマー達にとってはこのルールは異なる」で始まる、興味深いポストをしている。 「あまりにも重要なことなので、思いもしなかったことを質問する。すべての開発者が英語を理解する必要はあるのか?ということだ。偉いハッカー達は揃いも揃って、技術的な議論を英語で通すことは、実りある議論を容易にするだけのものと認識している。言語ではなく、コード実力主義なのである。そして、誰も(ともかくも少なくとも、賢い人は)プログラム言語をローカライズしない」と、Atwoodは主張している。 Eric Raymondはエッセイ「ハッカーになる方法」の中で、真のハッカーは実用的英語を要求されると言ってお
マイコミジャーナルで知ったのだが、「LLVM(Low Level Virtual Machine)というコンパイラの最新版2.4がリリースされたそうだLLVMプロジェクトのWebサイト)。 LLVMはBSDライセンスで開発されているC/C++/Objective-Cコンパイラで、GCCよりも最適化されたコードを出力できる、と言われている。また、GCC互換のフロントエンドも用意されており、これを使ってコンパイラをGCCからLLVMに入れ替えるだけでコンパイル時間が短縮でき、さらに生成されるコードもより優れたものになるという(マイコミジャーナルの解説記事)。 LLVMは単なるコンパイラではなく、まず仮想マシン用の中間コード(LLVMコード)を出力し、これを最適化を行いつつネイティブコードに変換する(もしくは仮想マシンで動作させる)という動作を行うそうで、また実行時のプロファイルを取得し、そこか
The Registerの記事より、Ecma Internationalで進められていた次期JavaScript標準仕様である、ECMAScript 4(ES4)の策定作業が中止された。EcmaではES3.1の標準化も平行して進めており、こちらは「ES Harmony」という名前に改められて続行される。 ECMAScriptの標準化を担当するTC39(technical committee 39)では、ES4陣営(Adobe、Mozillaなど)とES3.1陣営(Microsoft、Yahoo!など)の対立が深刻化していたが、大幅な仕様改訂となるES4を捨てて、ES3の延長線上にあるES3.1を取ることで合意がなされた。合意内容についてはMozillaのBrendan Eich氏のメールを参照されたい。 Harmonyは「いがみ合っていても前進できないので、みんなで協力して次の仕様を決めま
米カリフォルニア州州知事アーノルド・シュワルツネッガー氏は、先週州予算が成立していないことなどを理由として20万人の州職員の給与カットを命じた。しかし、州会計監査官は、州の給与システムがあまりに古いためこれを実現できないとしている。 知事が命じた給与カットは、当面の賃金を最低賃金にまで引き下げ予算成立後に元に戻すという内容なのだが、会計監査官は賃金引き下げ処理に6ヶ月、元に戻すには9-10ヶ月要すると述べた。カリフォルニア州ではCOBOLベースで書かれた給与システムが稼動しており、州政府は10年もの間アップグレードやシステム移行のための人材と予算を当てられずにきてしまっているとのこと。この件を報じているSacramento Beeでは、「COBOLプログラマーを探すのは非常に大変で、多くの場合、既に退職した者を引っ張り出してくることになる」とのコメントを紹介している。 ちなみにカリフォルニ
米IntelのエンジニアであるAnwar Ghuloum氏が公式ブログ「Research@Intel」で、「開発者はアルゴリズム開発および開発パイプラインにおいて、数十、数百、数千コアを視野に入れるべき」とアドバイスしている(ITpro記事、cnet.com記事、本家記事)。このように多数のコアを想定することにより、従来の言語、ライブラリ、エンジニアリング方法や慣習などを含め、コードベースをリファクタリングする機会となるとのことだ。 現在Intelはquad-coreプロセッサを出荷しており、今年度の第4四半期には8つのコアを搭載したNehalem(開発コード名)の発表が見込まれている。今後もコア数は増えていくことを想定し、現在のdual-coreやquad-coreを超えた視点をもつ必要性を指摘している。 現状、デュアルコアやクアッドコアですら視野に入れている開発者は多くないと思うのだが
英・米のコンピュータ関係の学生が課題を海外へアウトソーシングしていることが明らかになった(silicon.com・本家/.記事)。課題は(元々は企業向けの)コーディング請負サイトに競争入札形式で出され、最低価格の入札者が契約を落札できる。単純な課題から卒業論文までアウトソーシングされており、簡単なものだと一件5ポンド(約1050円)程で、修士論文でも100ポンド(約21,000円)程度で請け負ってもらえる。このようなコーディング請負サイトの多くはインドやルーマニアを拠点としており、年々増えつつあるが全貌を把握するのは難しいとのこと。現状では提出された課題答案が外注されたものかを判別できないため、大学側は頭をかかえている。 このアウトソーシング価格、一見安いようだが後々高くつくような気がする。
SourceForge.JPでは、同サイトを利用するオープンソース・プロジェクトを毎月1つピックアップし、その開発者にインタビューする「今月のプロジェクト」というコーナーを設けています。2008年6月は、先月オープンソース化されて話題になったDeNAのケータイサイト向けアプリケーションフレームワーク「MobaSiF」のプロジェクト管理者、能登 信晴氏にお話を伺いました。 プロジェクトの概要 DeNA のケータイ向けサービス「モバオク」「ポケットアフィリエイト」「モバゲータウン」などで利用されているケータイ向けウェブアプリケーションフレームワークをオープンソース化したものです。 プロジェクト名: MobaSiF 登録日: 2008-05-07 16:22 プロジェクトホーム: http://osdn.jp/projects/moba/ 動作環境: Web ライセンス: Perl と同じ (A
New York Timesが日本の理系離れによる技術者不足について記事を掲載しています(本家議論、毎日新聞記事)。80年代以降続いている理系離れによって技術者不足が進行、出生率の低下や日本企業の外国人雇用に対する消極的な態勢もあり、今後人材確保はさらに難しくなっていくと予測します。戦後の祖父母や両親の時代を知らず、豊かな社会で育った若者は、より金銭的報酬の高い職業や、より良い待遇の職業を求める傾向があり、理系離れに拍車がかかっているとのこと。すでにデジタル技術業界では50万人の人材不足に陥っているという試算もあります。 理系離れに繋がる技術職の社会的地位の低さは待遇にも表われていると思いますが、本家コメントにもあるように、技術に精通している者に対するマネージメント層のリスペクトの低さにもそれを切に感じます。
ストーリー by nabeshin 2008年04月30日 19時15分 髭といえば、RMSも仲間に入れてあげて 部門より 本家ストーリより。プログラミング言語の繁栄とその創始者の髭との間には深い関連性があるようだ。衰退していく言語の創始者には髭がないのに対し、繁栄する言語の開発者には髭があるとのこと。元ネタのTamir Khason氏のブログでは、様々な言語の開発者の写真をたっぷり載せ、この論を展開している。 例えばオープンソースプロジェクトの16%はCでプログラミングされているそうだが、Cの創始者達は皆立派な髭を蓄えている。Perlの父、Larry Wall氏も髭アリだ。最近勢いのないC++においては繁栄期から現在にいたるまでBjarne Stroustrup氏の髭が変遷している。
数日前の話になりますが、産業技術総合研究所は4月11日、既存のC言語プログラムにメモリ操作の安全性を付与できるコンパイラ、「Fail-Safe C — release 1」を開発したと発表しました(産総研のプレスリリース)。プレスリリースや開発部門である情報セキュリティ研究センターの解説ページによると、既存のソースコードをそのままこのコンパイラに掛けるだけで、危険なメモリ操作の自己チェック機能を備えた実行可能ファイルが生成されるという仕掛けのようです。さらに、このコンパイラは、ANSI C規格に準拠しながら、厳密には規格違反だが既に一般的になっている様々な記述手法についても安全な範囲でサポートしているとのこと。 バッファオーバーフロー等、メモリ破壊が原因のソフトウェア脆弱性が後を絶たない現状ですが、こういうコンパイラが普及したら少しはそのような状況が改善されるのかなぁ、と期待します。このコ
訴状そのものをチェックしたわけではないのであくまでリンク先の記事のみからですが…。 このあたりってシステム開発しているところではごく日常的にぶち当たっているであろう問題でしょうね。いつもスムースにすんなり完了となる方が逆に珍しかったり。しかしほとんどの場合は、擦り合わせによってなんとか収めるとかまたは逆転の発想で問題点を利点に変えてしまうとか、なんにせよ収束に向かうわけですが今回は完全に破綻してしまったと。 そこで提訴の件なんですが、最初にIBM側から「Corebankをカスタマイズする事を提案」というのが大きいのではないかと思えます。つまりIBMはCorebankを使って「うまくいく」とスルガ銀行に持ちかけているはずですから。ところが実際には無理がありすぎて工数も大幅オーバー、なのに後になって「規模を縮小したい」だの言われて挙げ句の果てにオーバー分を銀行側に求めて来たという事で堪忍袋の緒
優秀なプログラマはいくつものプログラミング言語を使いこなすものだが、現在の求人市場において、実際に需要の高い言語はどれなのだろうか。Gustavo Duarte氏が求人サイトDice.com等で調べた結果によると、アメリカにおいてはJava(16479件)、C++(8080件)、C#(7780件)、JavaScript(6749件)、Perl(5710件)、PHP(2641件)、Python(1408件)、COBOL(1207件)、Ruby(769件)、Lisp(33件)といった感じらしい。とりあえずJavaとC/C++/C#、あとJavaScriptを覚えれば、当分仕事には困らないようである。COBOLのしぶとさも目立つ。ちなみにHaskellやOCamlの求人は10以下だったそうだ。成長率では、C#とRubyが飛び抜けた伸びを示している。
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