天津のある喫茶店で、「バリスタ(中国語で「珈琲師」)」の陳文凱さんが1杯のカプチーノを精魂を込めていれている。陳さんの丁寧な手さばきで、あっという間に、魅惑的なコーヒー色の、よい香りのカプチーノができあがった。中国中央電視台(中央テレビ、CCTV)の番組の一コマだ。 CCTVの報道によると、現在、北京や上海、青島などの都市では、喫茶店などで高級なコーヒーをいれるバリスタの人材が2万人不足しているという。一般のバリスタの月給は2千元程度だが、技術の高いバリスタなら1万元を超えることもある。 現在、バリスタはすでに国から新職業として認められた。この職業資格の認定制度も始まる予定で、訓練機関は次々と「バリスタ養成コース」を開き始めた。(編集CS) 「人民網日本語版」 2006年5月25日
中国語言学会の陳章太会長(元国家語言委員会副主任)は22日、2008年以降、国連で使用される中国語の字体が、すべて「簡体字」に統一されることを明らかにした。北京の新聞「北京晨報」が伝えた。 同会長の話によると、現在国連で使用されている字体は「繁体字」(いわゆる旧字体、香港や台湾などで使用)と「簡体字」(大陸部で使用される簡略体)の2種類。 著名な言語学者で現在100歳という高齢の周有光氏は、国連が今、中国語の文書をすべて簡体字に統一する準備を進めていることについて、2種類の字体を使う必要がなくなった、と指摘。「簡体字を使えば、簡略化という方向の正しさが証明される。これは、全世界の多くの人から同意を得られる。同時に、わが国は、国際的な影響力を増しつつあり、世界各国で中国語を学ぶ人も次第に多くなっている。こうした状況の中、簡体字は徐々に中国語の唯一のスタンダードになるだろう」と述べている。(編
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