「宇宙で太陽発電、衛星からビームで送る」実験、パラオが関心 2008年1月15日 環境 コメント: トラックバック (0) Loretta Hidalgo Whitesides 西太平洋の小さな島国パラオが、インドネシアのバリ州で開催された『気候変動枠組条約第13回締約国会議(COP13)』(2007年12月)において、宇宙太陽発電の実験台になることを申し出た。 宇宙太陽発電にかかる費用はまだ非常に高く、一般への応用は不可能だ。しかし、二酸化炭素を一切排出することなく、必要な場所に直接エネルギーを送れるというユニークな特性は、用途によっては非常に魅力的かもしれない。そうしたニッチ市場の1つが、おそらくこの島国なのだ。AP通信の記事によると、パラオのTommy Remengesau Jr.大統領が関心を示しているとう。 起業家のKevin Reed氏は、超小型の実証実験用衛星を低周回軌道に打
【第10回】メタンハイドレートははたして21世紀の新エネルギー源なのか?:科学なニュースとニュースの科学 3月3日に、東大や海洋研究開発機構などが、メタンハイドレートが海底から泡のように立ち上がってる様子を、新潟県上越市沖30キロの日本海で撮影することに成功したという記事が新聞に発表された。 これについて、東大の松本良教授(地質学)はコメントを出してるんだけど、新聞によってその引用部分が違ってたりする。ある新聞記事では、「2万~3万年前の氷期にはメタンが多く大気中に放出され、寒さを緩める方向に働いていたはず」と言っていた部分を引用しているのに対し、ある新聞記事では「メタンハイドレートの採取や探査につながる」と言っている部分を引用している。一方で、この現象が、海水中に溶け込んだメタンガスが大気中に放出されて、気候に影響を与えるシステムの解明につながるかもしれないってことには、どちらの記事も言
三重県の青山高原の風力発電が8基増設され、すでにある24基と併せて32基、出力はほぼ倍増して3万4000キロワットとなった。風の強い北海道や津軽海峡を除くと国内最大クラスだということだ。日本もようやく風力発電が認知されてきたという感慨があった。 しかし、世界はそのずっと先をもっともっと速いスピードで走っていることを知って驚いた。世界風力発電協議会(GWEC)は、2005年12月時点での世界の風力発電事情を発表している。 http://www.gwec.net/ それによると、ドイツの風力発電能力はすでに1842万キロワット、スペイン1002キロワット、アメリカ914万キロワットである。日本は123万キロワット。かろうじて世界第9位を維持しているが、世界のトップレベルの10分の1以下でしかない。来年以降トップ10位以下に落ちることは間違いない。 問題は新設のスピードである。昨年1年で新設され
« La première guerre du XXIe siècle est déclarée.»21世紀最初の戦争が布告された。Le Mondeル・モンドの社説はこんな物騒な書き出しではじまっている。いったい何が起こったのか。 その主役はロシアのウラディミール・プーチン大統領である。プーチン大統領は元旦にウクライナ向けの天然ガス供給を停止した。これまで、ウクライナはロシアから旧ソ連時代に定められた安い価格で天然ガスを購入してきたが、ロシア側が価格を4倍以上に値上げすることを主張し、その後交渉が決裂したためである。だが厳寒の地でこんな時期に天然ガス提供がとどこおれば、生活に支障がでないはずはない。 ロシアは世界一の天然ガス生産国である。欧州連合は天然ガスの約4分の1をロシアに依存しており、そのほとんどがウクライナ経由で供給されている。だからプーチン大統領のこの措置はロシア・ウクライナ間だ
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