言語解析の専門ソフトハウスSematicsは15日、統計的確率論などの数学的アプローチによる日本語解析エンジン「Perceptrons Engine(パーセプトロン・エンジン)」を開発したと発表した。従来のような巨大な辞書を持たないので、軽量で高速な処理が可能とされ、今後ライセンス提供を行っていく考え。 Sematics代表取締役会長の吹谷和雄氏 従来技術との違い。辞書を持たないのが特徴 Sematicsは、数学者である代表取締役会長の吹谷和雄氏が設立した企業。2004年12月に設立されたばかりの若い企業だが、「本格的に研究を始めたのは15年前から」(吹谷会長)ということで、3月に発売されたソースネクストの文書要約ソフト「ズバリ要約」には、同社の解析エンジン「Automaton Parser(オートマトン・パーサー)」が採用されたという実績もある。 同社の解析エンジンの特徴は、辞書を持
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