ペンシルバニア州ビラノバ大学の天文学チームが、12月のはじめ、ベテルギウスが観測史上もっとも暗くなっているという報告を行いました。 暗くなったらなんかあんの? と思う人もいるかもしれませんが、恒星が暗くなるのは死の前兆に見られる現象です。 そのため今回の報告は「いよいよベテルギウスが最後の瞬間を迎えようとしているのでは?」と各所で話題になっているのです。 重い星が死んだ場合、超新星爆発という大規模な爆発現象を起こします。ベテルギウスは宇宙の中ではかなり地球に近い場所に存在する星のため、もし彼が超新星爆発を起こした場合、真昼でも地球から観測できるくらいの光を放つと考えられています。 そんなビッグイベントが、もしかしたら近々観測できるかもしれないのです。 ベテルギウスってどんな星?ベテルギウスは肉眼でも見えるほど明るい星で、もっとも見つけやすい冬の星座オリオン座の右上で赤く輝いているのがベテル
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