“曲がる太陽電池”関連の技術に朗報が続いている。クラリベイト・アナリティクスは20日、「引用栄誉賞(ノーベル賞候補)」にペロブスカイト太陽電池の生みの親である宮坂力教授を選出。東大は22日、脱レアメタルのペロブスカイト太陽電池を発表。東芝は25日、5センチメートル角のフィルム型ペロブスカイト太陽電池で世界最高の変換効率10.5%を達成したと発表した。 【こちらも】東北大、透明で曲がる太陽電池を開発 発電効率は世界最高性能 ●ペロブスカイト太陽電池とは 現在量産されている太陽電池は、シリコン系である。丈夫で高変換効率という特長を持つ一方、曲げることができず設置場所の制約がある。 ペロブスカイト太陽電池は、2009年に宮坂力教授が提案した有機無機ハイブリッド太陽電池である。発表後にはシリコン系に匹敵する変換効率を達成している。また、塗布技術で作製できるため、フレキシブルで軽量な太陽電池を安価に
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