江戸の街、どこからともなく漂ってくるいい匂い。 食は文化です。いつの時代も人は美味しいものが好き、それを作ることができる人も好き。料理上手な人は、多くの人にコツやレシピを教え、ありがたがられるものです。現代も数百年前もそれは同じ。江戸時代にもお料理本というものがあったんですって。その江戸レシピを現代人にも公開しますというのが、 国立情報学研究所(NII)が行なうプロジェクトです。 NIIと国文学研究資料館(国文研)が共同で取り組んでいるのは、歴史的典籍のオープンデータ化。江戸クッキングブックだって、立派な歴史的典籍の1つです。11月中旬より「江戸料理レシピデータセット」として、典籍の画像が書誌データを公開してきましたが、問題が1つ。江戸の言葉、江戸の素材を、現代人が理解して料理するのは至難の業。普通の料理好きじゃ、まず無理です。 そこで、NIIと国文研がさらに取り組んだのが、江戸レシピを現
![お料理で江戸を体験。国立情報学研究所が江戸ご飯レシピを公開](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7b55b257515316533d57e13b1a14886d8e6192d6/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fmedia.loom-app.com%2Fgizmodo%2Fdist%2Fimages%2F2016%2F11%2F161128himitsubako.jpg%3Fw%3D1280%26h%3D630%26f%3Djpg)